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[0165] Ganzo ブライドルのベルトの評判ってどうなの? 試しに買ってみたのでレビューするよ

約 10 分

 ビジネス用のベルトは何で選ぶ!? やっぱり耐久性でしょ

01 Ganzo leather belt BRIDLE

こんにちは、leonです。みなさんはビジネス用のベルトはどういった観点で選んでいますか?デザイン重視の人やブランド物を使いたいという人、また安ければ何でも良いという人もいるでしょう。
leonの場合は革靴とベルトのマッチング。そして何よりどれだけ長く使えるか?で選んでいます。

02 REGAL leather belt

今まで使用していたのはREAGAL製の革ベルト。REGALの製品は他に革靴も愛用していますが10年以上経過した今でも現役で履いているので長く使えるイメージを持っています。

ですが、同時期に購入したベルトは10年間も使い込むと革の表面はボロボロになってしまいました。実は革が、このようにボロボロな状態になるのは理由があるんです。それは革の表面にガラスコーティング処理がされている場合です。

03 Ganzo leather belt BRIDLE LOGO

ガラスコーティングされた革は水濡れに強く色落ちもしなければシミにもなりません。
またオイルを塗る必要も無いので、ほぼメンテナンスフリーで使用することができます。

ですが、どんなに大切に扱っても経年劣化によりコーティングにヒビ割が入り剥がれてしまうので一生モノにはなり得ません。

今回はガラスコーティング処理をしていない革の風合いを活かしたベルトを選ぶことにしました。

Ieonが選んだのは当ブログでもお馴染みのGanzoです。

leonがGanzoを選んだ理由は

04 Ganzo leather

Ganzoの革製品は今まで革財布マネークリップ名刺入れ小銭入れ、さらには手帳ナビゲータバックまで購入して使ってきました。

デザイン性に優れ丈夫で年を重ねても見すぼらしくならず、むしろ年期が入って味の出てくるモノばかりで非常に満足のいく革製品です。

そんなGanzoならベルトも満足させてもらえるのではないかと考え購入に踏み切りました。

ガンゾのベルトは革の種類も豊富!! 何を選ぶ?

05 Ganzo leather belt BRIDLE BUTTERO GUD  MINERVA

Ganzoのベルトを購入しようと決めたもののHPを覗いてみると思っていたより革の種類が豊富です。しかし、HPでは革の雰囲気が掴みにくいのでGanzoのお店に訪問し実物を見て選ぶことにしました。 店頭には4種類の革ベルトが並んでいましたので軽くその特徴をまとめてみました。

【MINERVA(ミネルバ)】平造り/サイズ:フリーサイズのみ 
イタリア・トスカーナ地方伝統の「バケッタ製法」で鞣した革。牛の脚部を煮出した脂をゆっくり含ませて鞣していく非常に手間隙のかかる製法ですが、風合いが自然で使い込むほど染み込んだオイルが滲み出し飴色のような色艶の変化していく革です。

長く使用できそうですが、平造りだしバックルの形をみてもカジュアルな為、今回の候補からは外れました。HP上では生産を終了していますが、店頭にはまだ置いてありました。(2016年10月に確認)
06 Ganzo leather belt
【BUTTERO(ブッテーロ)】フェザー・平造り/サイズ:S, M, L, LL
植物の樹皮などから採取されたタンニンを使い鞣された革。表面はイタリア トスカーナ地方のタンナー、ワルピエ社製の革を裏面にはGanzo特製のイエローレザーが使用されている。

化学物質や顔料を使用していない為、個々の革が持つ自然な表情を楽しめる革。やや傷が目立ちやすいという話を聞いたので、こちらも今回の候補から外れました。

07 Ganzo leather belt

【GUD(グィディ)】フェザー・平造り/サイズ:S, M, L, LL
イタリアの老舗タンナーのコンチェリア・グイディ&ロゼリーニ社がアルプス地方で育った生後1年未満の子牛の皮(カーフ)を使用し「バケッタ製法」で鞣した革。 丁寧に手作業で染められた革は柔らかいのにコシのある独特な風合いが特徴。
子牛の革は柔らかく皮の目が非常に細かく光沢があるのですが、その繊細な革の特徴から扱いや丈夫さに疑問があったので、こちらも今回の候補から外しました。

堅牢なブライドルレザーのベルトを購入!!

08 Ganzo  BRIDLE Leather

【BRIDLE(ブライドル)】フェザー・平造り/サイズ:S, M, L, LL
100年近い歴史を持ちイギリスではブライドルレザーのトップシェアを誇るJ&Eセジュイック社が手がけた革を使用。

皮の鞣しはナチュラルタンニンを使用し蜜ロウや植物油を何度も繰り返し塗りこまれています。丹念に塗り込まれたロウは革の表面に白く浮き出す程でイギリスの厳しい天候(雨が多い)や気候にも負けず伸びや切れに強い堅牢さが特長で馬具として使われていることでも有名。

09 Ganzo BRIDLE Money clip

以前にマネークリップや手帳を購入していますが本当に丈夫です。革の深くまで染み込んだロウのおかげで、ちょっとした水滴くらいは弾いてしまいます。

上の画像はleonのシンブライドルのマネークリップですが水を置いてみるとコロコロの玉のような状態になっています。

今回は堅牢さという点では非常に評価の高いブライドルレザー製のベルトを購入してみることにしました。

※leonの所有している革製品は定期的にオイルを塗り込んでいます。ブライドルレザーとはいえ革製品は水には弱い性質は変わりません。革の状態によってはシミになる可能性もありますのでマネなどはしないで下さい。

Ganzoのベルトはサイズ調整不可!?

10 Ganzo leather belt BRIDLE
革素材が決まったところでサイズのお話もしておきます。Ganzoのベルトはバックルが帯の部分に縫い付けられているのでサイズ調整ができません。

少し不便ですが、その代わりにバックル部分の厚みが薄くなりスッキリしています。

11 REGAL leather belt

上の画像はREGALのベルトです。普通はベルトを挟む為の鋸歯状の金具が付いていますが、これだと厚みが出てしまうのでスタイリッシュ感に欠ける気もします。

12 Ganzo leather belt BRIDLE

ウエストサイズは『S』『M』『L』『LL』の4種類です。それぞれのサイズはバックルのピンをベルトの穴に(5穴の真ん中)に通した時の長さになります。

『S』 全長 96.0 ウエストサイズ 81.0(32inch)

『M』 全長 101.0 ウエストサイズ 86.0 (34inch)

『L』 全長 106.0 ウエストサイズ 91.0(36inch) 

『LL』全長 111.0 ウエストサイズ 96.0(38inch) 

ちなみに購入前に自分のウエストサイズはキチンと測っておいた方が良いです。leonは今回、Mサイズを購入しましたが、もし次に買う時はSサイズを選びます。

実際に店頭でベルトを締めてみてMサイズで大丈夫だろうと思って購入したのですがスーツのズボンに合わせてみるとブカブカで5個ある穴の一番、短い場所で締めなくてはいけませんでした。

よく考えたらズボンって股下の長さによってウエストサイズが大きく異なります。ハイライズ(おヘソに近い場所)なら小さいサイズで良いしローライズ(ヒップに近い)なら大きいサイズにしないとフィットしません。

合わせたいズボンのウエストの位置を確認しサイズを測っておくのが一番、失敗しない方法だと思います。

Ganzoのベルト ブライドルレザーのフェザー 開封の儀

13 Ganzo leather belt BRIDLE BOX

ベルトを購入したのは今年の1月9日の話ですが売り切れ中だったので注文し再入荷を待つことになりました。

そして届いたのはゴールデンウィーク前の事。実に3ヶ月待ちました。

店員さんに聞いた話では財布や鞄や手帳・ベルトを製作する職人はそれぞれ別にいるらしい。 Ganzoといえば基本的には財布が有名なので財布職人は多くいると思われますが、球数の少ないベルト等は少人数で製作していると思われます。店頭にお目当の商品が無い場合は2〜3ヶ月待つ覚悟が必要かもしれません。

14 Ganzo leather belt BRIDLE BOX Opened

では待ちに待った開封の儀を行なっていきます。革製品を開封する時の高揚感はたまりません。職人さんが丹精込めて造った作品をこれから自分で使い込み変化をさせていけるかと思うとワクワクが止まりません。

15 Ganzo leather belt BRIDLE Caution

箱の中にはベルトのほかに取扱の注意と保管方法が記されたタグが入っています。

leonの記憶では、こちらのタグはコードバンでもブライドルでも同じ内容が記載されていたと思います。基本的な革の取扱い方法は、こちらを見れば良いと思います。 ちなみに革のメンテナンス方法(塗るオイル等)については革の種類やなめし方によって異なります。それに関してはまた別の機会でご紹介したいと思います。

『平造り』と『フェザー』ビジネス用ならフェザーがオススメ!!

16 REGAL Levis Belt

Ganzoのベルトは革の違いはありますが、ビジネス向けの『フェザー』とカジュアル向けの『平造り』の2種類の設定があります。あまり聞きなれない名称だと思うので、ご説明しておきましょう。

上の画像は私が持っているベルトですがで上側が『フェザー』で下側が『平造り』になっています。

『平造り』の特徴は分厚い1枚の皮をベルト状に裁断しステッチを入れた物でカジュアルに適しています。ちなみにこのベルトはLeivisのベルトでジーンズを履く時に使用しています。

17 Ganzo leather belt BRIDLE

 今回はビジネス向けのベルトが欲しかったので、迷わずブライドルの『フェザー』をセレクトしました。表面はJ&Eセジュイック社製のブライドルレザーが使用されています。

革の表面にはBloom(ブルーム)と呼ばれる白い斑点が付いています。

馬具としてハミや手綱などに使うと馬の汗や唾液が付着してしまいます。ブライドルレザーは革を劣化させない為に蜜ロウ、タロー植物性油などのワックスを染み込ませた『ロウ引き加工』を施しています。

18 Ganzo leather belt BRIDLE

裏面はブライドルのマネークリップや手帳の裏側に見られる『ミネルバボックス』を贅沢に使用しています。

マネークリップや手帳で使用されている物と手触りが同じなので、おそらく『イタリア バダラッシィ・カルロ社製のミネルバ・ボックス』を使用しているのでは無いかと推測していました。

でもGanzoのHP上ではGanzoオリジナルのイエローレザーとなっています。触った限りでは『バダラッシィ・カルロ社製のミネルバ・ボックス』に肩を並べる程の品質だと感じました。

【参考記事】[0098] Ganzoシンブライドルの手帳は内側も美しい (ミネルバボックス)

19 Ganzo leather belt BRIDLE

『フェザー』加工で特徴的なのはベルトの真ん中部分の膨らみです。対照的にコパ部分はグッとシャープに引き締まっています。

20 Ganzo leather belt BRIDLE

中央の膨らみで高級感を出し、引き締まったコパでシャープさを演出する『フェザー』はビジネスシーンに持って来いの加工ではないでしょうか。

コパはGanzoのお家芸の『切り目本磨き』

21 Ganzo leather belt BRIDLE

コパは財布や手帳同様に『切り目本磨き』加工が施されています。『切り目本磨き』は弱い革の裁断面に何層にも塗料を塗り込み磨き上げる事で見た目の美しさと強度を持たせる非常に手間のかかる加工です。

22 Ganzo leather belt BRIDLE

ベルトの両端は目立つ部分なのでGanzoのお家芸を駆使するのも理解できます。しかしGanzoのベルトは一味違っていました。

驚くことにベルトのバックルを通す穴までも磨き込まれているんです。

23 REGAL leather belt

普通のベルトは表面の革と裏面の革を挟む芯材には合成素材を使っています。穴の内側も結構、おざなりになっているものが多いのですがGanzoのベルトは芯材にも革を使い穴の内側までコパを磨きあげており一切の妥協を感じさせません。

とはいえ小さな穴を一つ一つ磨き込むのは骨の折れる作業なのに、そこまで手を入れているGanzoの職人さんは本当に素晴らしい。

手作業で鋳造されたバックルにもGanzo拘りが見られる

24 Ganzo leather belt BRIDLE

真鍮を鋳造して製作されたバックルには『Ganzo』と『maide in Japan』の文字が刻印されています。

25 Ganzo leather belt BRIDLE

厚塗りされた銀メッキの上から燻し(いぶし)処理されたバックルは一つ一つの表情が異なり真鍮ならではの鈍い輝きを放っています。

革だけではなく、ベルトの顔とも呼べるバックルにもGanzoの職人気質が現れています。

世界の名タンナーがなめし日本の職人が真摯に製作したベルトは一見の価値あり

26 Ganzo leather belt BRIDLE

3ヶ月間待った甲斐がありました。ベルトを締める時に発する『ギュギュ』という音が何とも小気味好く今では朝の楽しみの一つになっています。

使い込み馴染んでくると鳴きも無くなると思いますが、しばらくの間は楽しみたいと思います。

世界有数のタンナーから革を買い付け丁寧な作業をすることで有名な日本の職人が真面目に作ったベルトは、どれくらいの年月使えるかは、まだ判りません。

大切にメンテナンスしながら使い、機会があれば、その後のレビューをしたいと思います。

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