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[0188] 日本科学未来館へ行こう!! 『その1』未来館ってどんな所?その魅力とは

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日本科学未来館へ行きたい!! お目当てはプラネタリウム 『MEGASTAR』

01 Let s go to the National Museum of Miraikan

みなさん、こんにちは!leon(@leon_sk4_22)です。先日、お台場にある日本科学未来館に行ってきました。実は未来館には過去にも訪問していて今回は3度目の来館になります。

02 MEGA STAR 画像出典 MEGASTAR

最初に訪れたのは2009年のこと。お目当てはプラネタリウムでした。当時、大平貴之氏が制作したプラネタリウム 『MEGASTAR』がテレビ番組で取り上げられていて非常に興味を持ちました。

通常のプラネタリムの星の数は多くても3万個程度。それに対しMEGASTARは560万個もの星を映写できるというのです。上の画像を見てもらえば判りますが、夜空の暗い部分よりも瞬く星の面積の方が多く、観ているだけで吸い込まれそうなくらい幻想的です。

03 MEGASTAR II cosmos 画像出典 MEGASTAR

『こんな凄いプラネタリウムなら実際に、この目で観てみたい』と思い調べてみると、お台場の日本科学未来館『MEGASTAR-II cosmos』という映写機が常設されているらしい。早速、休みを取り空いていそうな日に行ってみることにしました。

見どころは展示物だけじゃない!! 未来館は建物も未来的!?

04 National Museum of Miraikan

初めて未来館を訪れた時に最初に驚いたのが独創的な建築物です。地下2階・地上8階建ての建物ですが、地上側の殆どの部分がガラス張りになっています。これだけガラスを使用していれば採光が取れて照明が無くても室内は明るそうです。もしかして省エネとか考慮されているのかな?

05 Let s go to the National Museum of Miraikan

 こちらは入場口から見た写真。エントランスから奥の方まで全てがガラス張りになっています。縦長に窓が整然と並んでいる姿は、まるでガラスのカーテンのよう。

緩やかなカーブを描いた、その姿を見て私は船を連想をしました。でも船というには、あまりにも先鋭的で海に浮かぶ船というよりも宇宙船のような未来的なイメージです。

06 National Museum of Miraikan  1

そして、こちらはエントランスから見て裏側です。裏側はさらに尖ったデザイン。鋭利にそそり立つガラス窓の横には球体のような奇妙な物体が…

『一体、あの不思議な球体は何だろう?』と思っていたのですが入館してみて納得しました。実はコレ、ドーム型プラネタリウムの外壁なんです。普通なら四角い壁で覆い隠してしまう所をデザインとして活かしている点もイカしてます。

自分たちの住む地球を外側から見る感覚は新鮮

07 Geo Cosmos

日本科学未来館のシンボルともいえる『Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)』。ジオ・コスモスは8階ある建物の1〜5階まで吹き抜けにして天井から吊り下げられた巨大な地球儀です。

写真左側のスロープに写った人と地球儀と比較してもらえれば、どれだけ大きいか判ってもらえるでしょうか。

大きさだけでも圧巻ですが、球体の表面には高解像度有機ELパネルが貼り付けられていて、いろいろなデータを映し出すことが可能となっています。

上の画像は気象衛星が撮影したデータを取り込み再生している時の写真です。静止画なので判りませんが実際には自転や雲の動きまでリアルに再現しているので見ていて飽きません。

殆どの人は地球の上で暮らしている事実は知っているけど、それを意識して生活している人は少ないと思います。私も、その一人ですが、ジオ・コスモスを見ていると地球という惑星に生かされているという事実を改めて実感してしまいます。

HONDAのロボット工学は世界一チイイイイ〜!! 人のように滑らかに動くASIMOは必見!!

 08 ASIMO

2001年のHONDAのCMで話題となった『ASIMO=Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティー)』は人間と共生することを想定して開発されたそうです。当時、衝撃を与えたCMはこちら↓

子どもたちの後に続いて階段を降りてくるロボットのASIMO。乗車に間に合わずモジモジする姿も人間らしい仕草でちょっと可愛い。それまでは平らな場所でさえ2足歩行できるロボットはいなかったと記憶していますが、ここまでしっかりとした足取りで階段の昇り降りができるロボットがいることに本当に驚きました。さすが世界のHONDA。

人間と一緒に生活するとなれば階段の昇り降りくらいは必須の条件かもしれません。でも、その基本的な事が出来るようになったのは大きな躍進です。ドラえもんのように万能なロボットはまだまだ先になりそうですが、人とロボットが共生する時代の足音が、かすかに聞こえてくるようでワクワクします。

未来館では、そんなASIMOが実際に動いているところを見ることができます。現在のロボット工学がどこまで進んでいるのか、体験できるASIMOショーは必見です。

宇宙よりも神秘的な深海を探る潜水艦 しんかい6500

09 Shinkai6500

宇宙以上に判らない事が、たくさんあると言われている海の底。『しんかい6500』は地形や地質・熱水活動・深海生物の調査をするために開発されました。名前のとおり水深6500メートルまで潜ることのできる有人潜水調査船。

ここまで深く潜れる潜水艦は世界でも数えるほどしかなく世界深海調査研究の一角を担っています。そんな凄い潜水艦の実物大の模型が未来館では見ることができました。←なぜ過去形かというと現在、この模型は撤去されてしまっているらしい。私的には未来館の目玉の一つだと思っていたので、かなり残念….

未来館は今後の未来を見つめ直すキッカケをくれるかも!?

10 Endeavour in Orbit

 世界はこの200年で信じられない程の発展を遂げました。18世紀以前までは人や物が移動する手段は人力か馬の力を利用するしかありませんでした。それが19世紀に入り蒸気機関が発明されると人々の生活は一変します。

鉄道・船・車・飛行機の発展により人や物は簡単に世界中を行き来できるようになりました。

1800年台初頭に発明された蒸気機関から僅か170年で人類は月まで到達することになります。この目覚ましい進化を遂げられた要因は科学の進歩のおかげと言っても過言ではないでしょう。

でも私達のライフスタイルを豊かにしてくれた科学はメリットばかりではありません。交通網の発達はウイルスによる感染症を爆発的に拡散する可能性を秘めていますし、環境破壊の懸念も近年叫ばれています。

科学の進歩で手に入れた利便性の代わりに人類は新たな問題を抱え込むことになりました。

日本科学未来館は『科学』『芸術』『医療』『教育』『ビジネス』など、あらゆる観点の『知』を結集して情報を提供してくれています。多岐に渡る展示は現在の科学が何処まで進んでいるのか?そして科学によって逆に失われそうになっているのは何か?を改めて考え直すキッカケを与えてくれるかもしれません。

難しいことを書いてしまいまいましたが、大人も子供も単純に見て体験して楽しめる展示もたくさんあります。

そんな未来館が昨年の2016年に開館15周年を迎え大幅にリニューアルがされたらしい。一体、どんな変化を遂げたのか確認せずにはいられません。もう一年以上経過してしまっていますが(汗)

という訳で今後、不定期掲載になりますが未来館の魅力について、ご紹介させていただきます。乞うご期待!!

次の記事では南極船 しらせを見学にいきます

0205 Antarctic observation ship  icebreaker Activity  Shirase Visits to the public 01

【参考記事】[0205] 『南極観測船 しらせ』を見学に行こう!!『その1』大さん橋 送迎デッキから見る、しらせに大興奮!!





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