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[0205] 『南極観測船 しらせ』を見学に行こう!!『その1』大さん橋 送迎デッキから見る、しらせに大興奮!!

約 10 分

南極観測船 『しらせ』が大さん橋に寄港!! 一般公開見学に行ってきた!!

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みなさん、こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。先日、南極観測船『しらせ』が横浜 大さん橋にて一般公開されるとの情報をキャッチして見学に行ってきました。

南極観測船『しらせ』は『宇宙よりも遠い場所』にも出ていたので知っている方もいるかもしれませんね。

見学してきた、お話をする前に南極観測船『しらせ』がどのような船なのか知らないと興味を持ちにくいかもしれません。というわけで、まずはその紹介をさせていただきます。

南極観測船 『しらせ』ってどんな船?

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『しらせ』は文部科学省国立極地研究所の南極観測隊員や物資を南極にある昭和基地へ輸送する事を目的として建造された南極観測船です。 日本の南極観測は1957年から始まり現在、運用されている『しらせ 5003』は南極観測船としては4代目。

建造費は文部科学省から支出されているので所有としては同省になりますが、実際の運用は海上自衛隊により行われています。

【南極観測船しらせの一年】

時期 行動
11月頃 日本を出航
12月初旬頃 フリーマントルへ寄港(次期観測隊乗船)
12月中旬~下旬頃 南極昭和基地へ到着
2月初旬頃 越冬隊交代
3月初旬頃 シドニー寄港(前期観測隊下船)
4月初旬頃 日本へ帰港
4~7月頃 点検整備
8~10月頃 総合訓練で国内巡航(一般公開)

『しらせ』は5ヶ月(11月~3月)かけて日本と南極を往復します。残りの7ヶ月間(4月~10月)は日本国内にいますが、その内の半分は点検整備に費やされ、その後、総合訓練に入ります。

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総合訓練は国内の港を巡行しながら行われ寄港したついでに一般公開していく形式を取っているようです。 公開される期間は8月~10月の3ヶ月間だけで昨年は『船橋港』⇒『仙台港』⇒『八戸港』⇒『酒田港』⇒『長崎港』⇒『名古屋港』という順番で一般公開されました。

世代 船名 展示場所 運用期間
1代目 宗谷 船の科学館 1957~1962
2代目 ふじ 名古屋港 1965~1983
3代目 初代 しらせ 5002 船橋港 1983~2008

ちなみに歴代の南極観測船は全て現存していて、それぞれ『お台場にある船の科学館』・『名古屋港』・『船橋港』で展示されています。

昨年は名古屋港と船橋港で一般公開されているので兄弟艦と並んでいる『現役しらせ』の姿を目にすることもできた幸運な方もいたのではないでしょうか。

『しらせ』は氷を割りながら進める砕氷艦!?

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しらせの最大の目的は約1000tにも及ぶ積荷を南極にある昭和基地まで届けること。積載される物資を昭和基地へ送り届ける為の大きな障害は海氷域と呼ばれる凍った海です。

南緯60度を超えた辺りから流氷域に入り南緯66度に位置する昭和基地近辺までの距離は約500キロ。さらに90キロ圏内は定着氷(海岸に固着して動かない氷)と呼ばれる厚い氷に閉ざされた領域に入ります。

昭和基地へ届ける物資の半分は燃料なのですが、基地にある燃料貯蔵タンクへ接続するパイプラインは1,000mしかありません。そのためパイプラインが届く範囲まで近づく必要があります。

問題である氷の海をどのように進むのか?不思議に思われるかもしれませんが、ご安心を。

南極観測船『しらせ』は氷の海を破砕しながら進むことのできる『砕氷船』という一面を持っています。

砕氷船である『しらせ』は水面に張られた1.5mまでの氷なら破砕しながら3ノット(時速5.5km)で走れます。定着氷域に入ると氷の厚みが5mにも及ぶこともありますが、その場合でもラミング(チャージング)砕氷ヒーリング砕氷を駆使して少しずつ氷を砕きながら進むことができます。

【ラミング砕氷】

砕氷方法のひとつで、船を一度200m~300m後退させた後に全速前進して氷に乗り上げ船の自重を利用して氷を砕き進む航法。

【ヒーリング砕氷】

ヒーリングタンク内にあるオイルをポンプを使って船体の左右に移動させることで船体を片側5°程度傾かせて氷を破砕する。

『参照』 南極サイエンス基地

緊急時には災害支援へ派遣されることも

南極観測船というと南極を往復するだけのためにある船というイメージを持っていましたが、有事の際には災害支援へ派遣されることもあります。

現に私が見学に行った数日後(9月6日)に発生した北海道胆振東部地震の発生において、しらせ乗組員が船内でおにぎり1000個を握って安平町とむかわ町への輸送を陸上自衛隊と連携をとり遂行。また、苫小牧港西港区南ふ頭に停泊して給水・入浴・携帯電話充電・健康相談などの生活支援を行っています。

『しらせ』が災害支援にあたるのは1983年の三宅島噴火の際(この時は先代しらせ 5002)に次いで2度目と、決して多い数ではありません。でも有事の際に被災地の支援をして役立ってくれるというのは本当にありがたいことです。

さあ、船についての話は、これくらいにして次の項からは大さん橋 送迎デッキから見た『しらせ』についてご紹介させてもらいます。

『しらせ』一般公開の場所は国際客船ターミナル 大さん橋

今回、『しらせ』の見学に訪れたのは横浜にある国際客船ターミナル 大さん橋。場所は知っていましたが近場に駐車場があるか判らなかったので、とりあえず大さん橋付近まで車で行ってみることにしました。

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大さん橋の入り口付近まで来ると左側にパーキングの看板がありました。『駐車料金は高いのかな?』と心配しながら進んでみます。

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すると土日祝日 24時間最大2,000円の看板がありました。今回は長めの滞在を考えているので迷わず駐車することに。それにしても大さん橋の下に大きな駐車場があるとは知りませんでした。

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駐車場に車を止めて外へ出ると何やら写真を取る人の姿が目に入りました。『何だろう?』と金網に近づき、その先を覗いてみると『しらせ』の船首が見ることができました。『もっと近くで見たい!!』と早る気持ちを抑えながら、まずは送迎デッキへ向かう道を探します。

大さん橋 駐車場から送迎デッキへのルート

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辺りを見回すと面白エレベーターを見つけました。『エレベータの上が吹き抜けになっているのにどうやって動かしているんだろう?』と不思議に思いながら見ていると下側から巨大ジャッキのような円柱のバーでエレベーターを押し上げています。

『コレ油圧で動かしているのかな?』とまた別の疑問が湧いてきましたが、ココはひとまず置いて先に進みましょう。

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エレベーターに乗ってみると1つ上のロビーまでしか行けないことが判明。送迎デッキへ上がるルートを探してみます。

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辺りをキョロキョロしているとロビー内からもガラス越しに『しらせ』の姿を見ることができました。そしてこの場から数メートルの場所に送迎デッキへ上がるスロープを発見。

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スロープ8から上がれば目の間に『しらせ』の姿を見れるはず。気持ちが早って写真がピンぼけ気味(汗)

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スロープを進んでいくと『しらせ』の艦橋が見えてきました。もうわくわくが止まらない状態です(^^)

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ドーーーン!!  遂に『しらせ』とご対面。

送迎デッキから見る『しらせ』は新鮮で大興奮!!

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送迎デッキからは『しらせ』の甲板を同じ目線で眺めることができます。実は以前『先代しらせ 5002』を船橋港へ見学しに行ったことがあるのですが、このような高い位置から見ることはできなかったので少し新鮮。

それにしてもクリーム色とオレンジの組み合わせは目を惹くものがあります。

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一旦、前方向へ移動して横浜ベイブリッジをバックにパシャリ。こうして見ると『現行 しらせ 5003』と『先代 しらせ 5002』では船首の面構えが少し違うような気がしますね。

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少し遠いですが横浜マリンタワーをバックにもう一枚。

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さらに艦橋の真下に移動してもう一枚。改めて見ると『しらせ』の艦橋下のスペースってかなり大きめだけど、ここは確か居住区だったけ?

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送迎デッキの後方から『しらせ』の船尾を撮影。丸っこい船尾が何処と無く可愛いらしいですね。よーく見るとお尻にも小さく『しらせ』の文字がペイントされていました。

前日の天気予報では雨予報だったせいか飛行甲板にいる見学者の人たちは少ないように感じます。今回は見学するにはラッキーかも。

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送迎デッキにはカメラを構え『しらせ』の撮影を楽しんでいる方を何人も見かけました。確かにこんな角度から撮影できるチャンスは滅多にないと思われます。

もう少し私もデッキから撮影をしておきたい所ですが、時計をみると13時を回っていました。しらせ見学の閉館時間は15時まで、それに船内のお土産屋さんでグッズも見たいので、そろそろ船内の潜入捜査に移行しましょう。

と本来なら、このまま船内での見学風景をご紹介するところですが、その様子は次回の『その2』でお話させていただきます。次項からは夜の大さん橋から見た『しらせ 5003』をチョコっと紹介。

船内見学を終えBlue terminalで、しばし休憩

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大満足で船内見学を終え、小腹がすいたので大さん橋 2Fのカフェblue terminalで一休みすることに。

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ここでは横浜ベイブリッジ側の海を一望できます。私は入口付近の席に案内されましたが、運が良ければゆったりとしたソファのあるテーブルでお茶を飲みながら船を眺められられます。この時はちょうどクルーズ船『ROYAL WING(ロイヤル・ウイング)』が眼前に停泊していました。

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メニューはハンバーガーやパスタ・カレー・パンケーキなど多彩なので、幅広い層の方が満足できそう。

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私が選んだのはグリル・チキンカレーとサラダのセット(¥1,080)。喉も渇いていたのでアイスラテ(+¥350)も頼みました。最初に見た時は『少ないかな?』と思いましたが、意外にボリューミー。カレーも美味しくいただけて気持ちも、お腹も満腹になりました(^^)

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休憩後は赤レンガ倉庫まで足を伸ばし、ぶらりと散歩をしながら日が暮れるのを待ちます。辺りが暗闇に包まれる頃に再度、大さん橋まで戻ってきました。

横浜ベイブリッジの見えるターミナルの反対側では先程までいた赤レンガや、よこはまコスモワールドの観覧車が望めます。あまりの美しさに、しばし目を奪われました。

さあ、期は熟しました。夜の『しらせ』を見に行ってみましょう。

夜の大さん橋 送迎デッキから見る『しらせ』

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赤レンガのあるターミナルから反対側のターミナルへ戻るとライトを点灯させた『しらせ』の姿がそこにありました。昼間に見るのとは、また印象が違います。

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オレンジ色の船体は暗くなった夜でも目立っていました。しらせの後方の横浜ベイブリッジもライトアップされて綺麗。これから、いろいろな角度から『しらせ』を撮ろうと思っていたのですが、ここでデジカメのバッテリーが切れてしまいます。これ以降はiPhone Xに切り替えて撮影を続けます。

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ライトアップされた横浜ランドマークタワーをバックに一枚。ライトアップされた横浜の街は美しく眺めているだけでロマンチックな気分にさせてくれます。

それにしてもiPhone Xでは夜の撮影は厳しいですね。全体的にザラついた感じになってしまいました。

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船体脇に取り付けられたカプセル型の救命ボート(救命艇)。なぜ密閉されているのか昼間の見学の際に自衛官の方に聞いてみると寒冷地を想定してのもだと教えてくれました。

確か夏の南極の平均温度はマイナス1度くらいなので、緊急時に吹きっ晒しの海で救援を待つことを考えればカプセル型なのもうなづけます。

ちなみに救命ボートの右側に設置されている4つの小さなカプセルは救命いかだ。当然、こちらは屋根は無いでしょうから救援を待つ環境としては厳しそう。

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救命ボートの後方には密閉されていないボートが船体の左右に1隻ずつ装備されています。こちらは救命ボートではなく作業艇。

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飛行甲板や光の漏れる部屋には人っ子一人いません。昼間の賑わいが嘘のようで少し寂しく感じます。でも『南極観測船 しらせ』にとっては、これが日常なのかもしれませんね。

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昼間と同じように最後は送迎デッキの後方から『しらせ』の船尾の姿をカメラに収めて今日の見学は終了です。長い時間、『しらせ』見学をしたせいか、すっかり愛着が湧いてしまいました。

いつか、また近くで一般公開される時には『しらせ』を見学しに来たいと思います。今度はカメラの予備バッテリーを忘れず持ってこないと(汗)

次の記事では『現行しらせ 5003』船内に潜入します

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さて、今回は大さん橋から送迎デッキから見た『しらせ』をご紹介させていただきましたが、次の記事では時間を少し巻き戻して船内に潜入します。乞うご期待!!

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