MacBook用レザースリーブ(ケース)を購入した理由
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。以前に整備品で購入したMacBook12インチですが最近、不注意で角をぶつけて傷付けてしまいました。今まで使用してきた歴代のMacは傷一つ付けずに使ってきたので油断してしまったと少し、反省しています。
みなさんも、ご存知かもしれませんが、MacBook12インチは今年の夏の発表でディスコンされてしまっている機種です。今後、このAirよりもAirだった最軽量MacBookは中古でも入手しにくい状況になっていくでしょう。
そんな貴重なMacBookをこれ以上、傷付けたくないと考え、今更ですがスリーブ(ケース)を購入することにしました。
スリーブ購入でApple純正と国立商店で迷う
スリーブを購入しようと考えた時に真っ先に思い浮かんだのは国立商店のMacBook専用レザースリーブです。Macユーザの間でも評価は高く、私が愛用しているマネークリップと同じ素材のブライドルレザーを使った製品もあるのが嬉しいところ。
参考記事 [0034] 至高の革財布 Ganzo 『その2』大事にするぞ!! THIN BRIDLE マネークリップ 新品
[画像出典元]国立商店
さらに私が革製品の中でも一番大好きなブラウンカラーのスリーブもあるので、どちらにしようか悩み、最終的にブラウンヌメのスリーブを購入しようと心に決めかけた時にある情報を知ってしまいます。
それはAppleでもMacBook専用のスリーブケースを販売しているという事でした。iPhoneにはApple純正のレザーケースがあることを知っていたので、以前から愛用してきました。
参考記事 [0191] iPhone X用 Apple純正レザーケースを徹底レビュー!! 装着感がハンパなく凄い!!
でも、MacBookにもレザーケースが用意されているとは知りませんでした。
ここで、国立商店のブラウンヌメにするか、Apple純正レザースリーブにするか、再び問答が始まってしまいます。私の勝手なイメージでは国立商店は厳選した素材を腕の良い職人が真面目に作っている雰囲気。革の品質も良く個々の製品が、それぞれの革の表情を魅せてくれる、世界に一つだけしか無い一品を作るブランド。
対してAppleの純正スリーブは革の品質・精巧さは一流ですが、新品の時の製品はどれも均一過ぎて、まるで人ではなく機会が作っているような印象を受けます。
私の心情としては作り手の顔が見えていて真面目に製品づくりをしている国立商店の方が好感が持てるのですが、今回はあえてApple純正スリーブを選択することにしました。
理由はiPhoneも純正レザーケースを使っているので統一感を出したいという事もありますが、最近、純正レザーケースの経年による移り変わりの記事を書いて改めて、Apple製品の品質の良さを実感してしまったから。
参考記事 0215] iPhone 純正レザーケース 新品から1年6ヶ月後までの経年変化の移り変わりを時間を追って紹介
上の画像はiPhoneのサドルブラウンを1年半使用した後のエイジングの状態。こんがりと焼けた革の表面は深みが増して色合いの薄い所と濃い所・一部には血筋の痕が浮かび上がっている部分も出てきており、表情が豊かになっています。
新品の時は機械で作られたように均一な製品でしたが、使い込むことにより、これほど経年変化を楽しめるなら、今後、数年は使っていくであろう最終型MacBook12インチには相応しいのではないかと考えました。
そんな理由から後ろ髪を引かれますが、国立商店のスリーブケースは諦めることにしました。
Apple純正 MacBook用レザースリーブを開封!!
選んだカラーはサドルブラウン。色的にブラウンが好きというのもありますが、経年変化を読み取りやすい点と、いつも持ち歩いているiPhoneとカラーリングを合わせる事で統一感を出したいと思い、こちらをセレクト。
引き出しを開けるように取っ手を手前に引っ張るとスルッと出てきます。ちなみに奥の方でロックされているので最初の取り出しは結構、硬い。
相変わらず新品時の革の表情は均一で乏しいようにも感じます。でも、美しい。
これが、数年後にどういった変化を魅せてくれるのか楽しみで仕方がありません。
純正レザースリーブのディテールをチェック!!
さすがにAppleの純正品とあってコパの処理や縫製はシッカリとしていて品質の高さが伺えます。しかし、異常なほどにスリーブケースが薄いことに、ちょっとびっくりしました。試しに土屋鞄のマウスパッドと並べて比べてみると厚みが全く違うことが見て取れます。
参考記事 [0088] パソコンデスクをお洒落にする土屋鞄のヌメ革 マウスパッドは超おすすめ!!
詳しくはこちらから
重さを測ってみると123gという結果に。あまりに薄すぎるので対ショック性能は無いと考えた方が良さそうです。でも、基本的には鞄に入れた際にファスナーなどの硬い金属から身を守ってくれれば良いので、この薄さに関しては問題は無いと考えます。
リンゴマークはiPhoneのレザーケースのようにデボス加工は施されていない
iPhoneの純正レザーケースではリンゴマーク自体が型押しされたようにデボス加工(ロゴ部分が凹んでいる加工)されていましたが、MacBook用スリーブケースのロゴはその加工が施されていません。
ロゴの線の部分のみが型押しされた状態になっていて、控えめな印象を受けます。おそらく、革の厚みが極限まで薄い為、デボス加工が出来なかったのかもしれません。
スリーブケースの内側は片側のみが起毛加工
ケースの内側を確認してみるとMacBookの底面側のみが起毛加工されていました。両面を起毛素材にするか、底面よりも天板部分を守ってくれた方が嬉しいのですが、どうして、このような仕様となっているのか不思議ですね。
と言っても、高品質なヨーロピアンレザーは非常に滑らかでスベスベしているので、MacBook本体に傷が付くことは無さそうです。
ちなみに起毛素材には『Designed by Apple in California Assembled in China』と小さな文字で書かれていました。文字の下には本革製品でおなじみのロゴと『NATURAL LEATHER』の文字も記載されています。
こういう人が気付かないような場所も手を抜かない所はAppleの良い点ですね(^^)
MacBookを収納した状態でも充電ができる考え抜かれた設計
スリーブ単体で見たときには何も思わなかったのですが、収納口のデザインにも驚くべきギミックが隠されていました。
収納口のデザインはMacBookを収納した時にUSB Type-Cのポートが露出するように設計されているんです。
おかげでスリーブケースへ収納したままCケーブルが挿しておけるので鞄に入れながらモバイルバッテリーで充電することも出来てしまいます。これは便利!!
スリーブケースに収納する時にフィッテングを高めるギミック
スリーブケースの裏側には円形の膨らみが四隅にデザインされています。これは実際にはデザインではなくMacBookを収納した時にフィッテングを高めるためのギミックです。
実際にMacBookをケースに収めてみると判りますが、この窪みとゴム足がピタリとフィットします。
純正スリーブケースはMacBook収納時は背面部分が露出する仕様になっています。場合によってはすっぽ抜けて落下させてしまう可能性も秘めていますが、四隅のゴム足をケースの窪みに引っ掛けることで、防止策を取っているのかもしれませんね。
MacBook使用時はラグやマウスパッドとしても使える
スリーブケースから取り出してMacBookを使用している時は本体を汚れから守る為のラグとして使うこともできます。とはいえ、もし机が汚れているなら、ケース自体も汚したくないのでウエットティッシュでキレイにしてから使う気もしますが、こういう使い方もあるということで(^^:)
私はトラックパッドとマジックマウスを併用するのでラグとして使うよりはマウスパッドとして使った方が有効活用ができそうだと思っています。何より革の表面はスベスベしていて肌触りが最高なのでマウス操作を気持ちよく行うことができて作業も捗りそう。
Apple純正レザーケースは最初が無垢な雰囲気だからこそ、変化を楽しめるアイテム
最初はいろいろと迷いましたが、購入して大満足な結果となりました。iPhoneの純正レザーケースで、その品質の高さは理解していましたが、それだけではなく使いやすさやフィッテングを高めるギミックまで非常に考え込まれて設計されていることが伺えました。
新品の時は、まっさらで味気ない雰囲気も漂っていますが、無垢な感じだからこそ、今後の変化が楽しみであり、より愛着を持って育てていけるのではないでしょうか。
iPhoneのレザーケースの経年変化をご紹介したように、スリーブケースがどのように変化していくかは、またいつか記事にしたいと思いますので、お楽しみに(^^)
Apple純正レザースリーブを出来るだけ安く購入したい方へ
MacBookの純正レザースリーブは高額な¥20,800 (税込22,464円)という金額ですが、Apple純正なのでデザイン・フィッティング、そして品質を兼ね備えていてケースだと感じました。
Apple Storeで購入すると定価になりますが、金額を少しでも抑えたいという方は大手家電量販店で購入するのがおすすめです。ヨドバシカメラで購入すれば10%のポイントが付きますしネット購入しても配送料は無料なので私もヨドバシで購入しました。
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