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[0066] 暗い被写体に光を当てる OLYMPUS マイクロアームライト 『 MAL-1』をレビュー!!

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近接撮影時に気になる影を取り除きたい

0066 Olympus Micro Arm Light MAL 1 Review 01

みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回の記事ではXZ-1の純正オプション品である自動開閉キャップ『LC-63A』のレビューをさせてもらいました。今回も引き続きOLYMPUS純正オプションのレビューをさせて頂きます。

今回、ご紹介させて頂くのは近接撮影時に気になる影を取り除くいてくれるアイテム。

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XZ-1は被写体まで1cmまで近寄って撮影できるスーパーマクロ機能が付いていて肉眼では捉えられないマクロの世界を垣間見れて、とても魅力を感じています。

ブログで紹介する小物たちも、つい近接撮影してしまうことが多いのですが、そんな時に気になるのが画面の下辺りに写り込む影の存在です。実はこの影の原因はカメラ本体の仕業。

被写体に1cmまで寄ってしまうと照明からの光をカメラが遮ってしまい画面下に影を作ってしまうんです。こういう場合はメインとなる照明とは別にライトを用意して別角度から当てれば解消できますが、私の部屋ではそこまで大掛かりな環境は作れません。

そんな時に便利なのが『マイクロアームライト MAL-1』です。ではこのアームライトがどのような働きをするのか画像を見ながら説明させて頂きます。

フレキシブルなアームで色々な角度からの照射ができる

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マイクロアームライトMAL-1は17cmの長さを持つ2のアームを持っていて、その先端にLEDライトが設けられています。

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このアームはフレキシブルに動かすことが出来るので、光を当てたい角度から照射できるのが特徴です。

LEDライトはカメラ本体に接続して使用

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ライトの電源はカメラ本体のアクセサリーポートから取ることができるので、別途バッテリーを用意する必要はありません。

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左・右のライトのスイッチは独立していて、それぞれ照射レベルを段階的に調光できるようになっています。『HIGH』『LOW』『OFF』の調整に加えフレキシブルに動く2つのアームのおかげで影を消したり、逆に影を作って立体感を出すことも可能です。

2つの光で影を消し去る

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では実際にアームライトで光を当てて影を消し去ってみましょう。設定はISO100 / F値1.8 /シャッタースピード 1/30秒固定で撮影していきます。

LEDライトの照射無し 

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まずアームライトでの照射が無い状態がこちら。部屋の照明は左上辺りから当たっているので 画面の下側がカメラ本体の影になり暗くなっています。

画面左下から片側のみLEDライト照射 

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ライターの左下辺りからLEDライトを片側だけ照射してみました。照射無しと比べて明るくなりましたが、右下にはまだ影が残ります。ちなみにZIPPOライターのような、つるっとした表面だと光を反射してしまうのでライトを当てる位置の調整が必要そうです。

左下・右上から両側をLEDライトで照射

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次は左下だけではなく右上からもLEDライトを照射してみました。両側をライトで照らしてあげるとZIPPOに写り込む影をほぼ消し去る事ができました。画面の端に影が残っていますが、ここもライトの位置を調整することで何とかなると思います。

ここまで明るく撮れればオークションとかに出品する商品を撮影している方には十分ではないでしょうか。

アームライトを使用する時の注意点

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17cmの長さを持つアームライトはフレキシブルに動かせるのでいろいろな角度からの照射が可能です。でも、被写体にライトを近づけ過ぎるとライト自体が写り込んだり、ライトが写り込まなくても、その影が入ってしまいます。

写り込むかどうかのギリギリのラインだと撮影時に気付かず、あとでPCで確認した時に初めて気づく事もあるので、ここは注意が必要です。

あえて影を付けて立体感を出してみる

0066 Olympus Micro Arm Light MAL 1 Review 11

次は影を消すのでは無く、逆に影を効果的に使ってみようと思います。今度の被写体はファイナルファンタジーⅦの主人公クラウドです。撮影設定は先ほどと同じくISO100 / F値1.8 シャッタースピード1/30秒で固定。

LEDライト無しで撮影すると部屋の照明の逆光になるため被写体は暗くなってしまいます。

LEDを左・右両側から照射

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LEDライトを左右の両側から照射すると被写体をハッキリと撮影することが出来ます。これはこれで良い写真なのですが、影のある雰囲気を出したいので、次は片側からのみ照射していきます。

LEDを右側から照射

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次にLEDライトを右側のみ照射で撮影してみました。一方向からのみ光を当てることで光と影のコントラストができて、フィギュアなのにリアルな感じに仕上がりました。

例えばバスターソードを握る右手に着目してみると両側LED照射の写真は手袋の質感が判りやすいのに対して、右側のみ照射の写真は拳のゴツゴツとした感じを力強く表現しているように感じます。

LEDを左側から照射

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最後にLEDを左側のみ照射で撮影。今までの写真とは異なりクラウドの顔の雰囲気が違うよな気がします。前髪で影ができている為なのか冷静というか冷たいような印象です。

光の当て方次第で様々な雰囲気の写真が撮れるMAL-1

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立体感を出すテストで表情の違いが気になったので3つの写真を並べてみました。両側から光を当てた場合のクラウドの表情は冷静で大人びた印象を受けますが、右側から光を当てた表情はあどけなさが残る少年のように感じます。

そして左側から光を当てた表情は大人びているというより、少しダークなイメージを感じる仕上がりになりました。

おなじフィギュアなので表情が変わるわけ無いのですが光の当てる方向や加減で、ここまで雰囲気を変える事ができるのは正直驚きました。

マイクロアームライトMAL-1は意外に使える

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マイクロアームライトMAL-1。実は購入しておいてなんですが、あまり期待していなかった製品なんです。でも実際に使ってみてライトの当てる方向や加減によって写真の雰囲気が目まぐるしく変わって面白い!!

物撮りの明かりは日光を使うのが一番だと思っていました。でも、このマイクロアームライトを使えば、また違った雰囲気の写真を撮れるので撮影の幅が広がりそうです。

あと撮影には全く関係ありませんが、MAL-1のアームを付けたXZ-1がまるでカメラロボットのように見えるところも愛嬌があって気に入りました(^^)

今後は近接撮影だけでなく光の当て方も考えながら写真撮影を楽しんでいこうと思います。もしこの製品が気になっていて購入に躊躇している方の参考になれば幸いです。

次の記事は常時、取り付けておけるミニ三脚を紹介!!

0067 Gorilla Pod Micro Review 21





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