MR2のメーターパネルを現代風にアレンジしたい!!
みなさん、こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回は内装まわりを弄る為にワークスベルのラフィックス2の取り付けを行いました。
【参考記事】[0207] MR2補完計画 『その5』ステアリングをワンタッチで着脱できる WBラフィックス2取り付け方法
今回はメーターパネルのお話です。MR2(SW20)の初期モデルが販売されたのは1989年のこと。開発はさらに前になるのでメーターパネルのデザイン設計は30年以上前のモノ。このパッとしないメーターパネルを自分の好みにカスタマイズできるCYBER STORK(サイバーストーク)という製品で、現代風にアレンジしたいと思います。
CYBER STORK(サイバーストーク)では、メーターゲージの色を変更したり、ベゼルに別の材質のカバーを被せイメージをガラリと変えることが出来ます。
本当はメーターゲージを白にしたかったのですが、あいにく私はスピードメーターを260km/hへ変更している為、目盛りの数が合わなく断念。代わりにベゼルをピアノブラックにゲージ周りはシルバーリングで彩ってみます。
メーターをアレンジするなら透明カバーも一新したい
メーターを覆う透明カバーは長年の使用で小さな傷がたくさん入り透明度が落ちて古ぼけた印象を与えています。せっかくメーターを現代風にアレンジするなら、メーターを覆う透明カバーもキレイにしようと考えました。
最初はオメガスピードマスターのプラスチック風防の小傷を消せるサンエーパールを使ってみようかと思いましたが、やるとなると大変そう(汗)。もしかしたらトヨタ共販へ行けば新品が出るかもしれないので行ってみることに。
すると驚くことに、まだ部品(品番83138-17030)がありました。金額は¥3,000くらいだったと思います。これでリニューアルに必要な部材は揃いました。次項からメーターの取り外しについて詳しくご紹介していきます。
シフトまわりのカバーの取り外し方法
メーターパネルの取り外しをする際は、その前に『シフトまわりのカバー』 → 『ステアリング下側のカバー』 → 『インパネ』の順番で外していく必要があります。ちょっぴり長い道のりですが、順を追って説明ていきます。まずはシフトノブを反時計回りにクルクルと回します。
次にシフトブーツを外します。こちらのカバーは前後に2本ずつツメがあるので引っ張れば外せます。ちなみに旧車になると経年劣化でプラスチックが硬化してきて粘りが無くなっています。力を入れすぎると破損させてしまうので、少しずつ揺さぶりながら外していく方が無難。
灰皿をカパッと外します。こちらはただ置いてあるだけなのでツメはありません。
灰皿をどかすとネジが2本挿してあるので外します。
シフトブーツカバーを外します。左右の前後に4箇所のツメがあるので、こちらも少しずつ力を入れて外します。
取り外せました。ちなみに四隅の四角い穴がツメが挿さっている場所です。
ステアリング下側にあるカバーの取り外し方法
シフトまわりの次はステアリングの下回りのカバーを取り外していきます。このカバーはネジ4箇所とツメで固定されているので、それらを外します。1つ目のネジはシガーソケットの下辺りに。
さらに、その2〜30cm下に2つ目のネジがあります。
3つ目はホグランプ連動スイッチのちょうど上辺り。
最後の一個はボンネット開閉レバーの上にあります。4つのネジを取り外し手前方向へ引っ張るとツメが外れてカバーを外せます。
ただしシガーソケット下にあったネジ付近のカーバーの裏側にホースがネジ止めされているので、こちらも取り外す必要があります。上の写真はホースから一旦ネジを取り紛失防止で元の位置に戻した画像。
ホースが付いている状態の写真を撮っていませんでしたので、代わりにこの写真を載せておきます。判りにくくて申し訳ありません。
ここまでネジを外せばステアリング下のカバーは取り外せます。上の画像は後日、カーナビを取り付けた時に撮影した写真なのでケーブルがゴチャゴチャしていますが、通常はホグランプ連動用のケーブル位しか接続されていません。
インパネの取り外し方法
ステアリングの下側のカバーを外した後はインパネを取り外します。まずはシガーソケット辺りのカバーとメーターの隙間に指を入れて手前に引きます。
ある程度ゆるんだらインパネのとダッシュボードの境界線に指を入れて徐々に外していきましょう。
インパネを数センチ手前に引き出せたらハザードスイッチとシガーソケットのコネクタを外します。
この写真は助手席方向から見た画像。コネクタが2本接続されているのが判るでしょうか? 上側がシガーソケットのケーブルで下側はソケットリングのイルミネーションランプのケーブルです。こちらを取り外します。
こちらはインパネを上から覗き込んだ画像。ハザードスイッチのコネクタを取り外します。これでインパネはフリーになるので取り外すことが出来ます。
メーターの取り外し方法
ここまで来ればもう少しです。まずは緑の◯で囲んだネジを取り外します。次にメーター上部にあるカバーを取り外しましょう。矢印の位置にツメがあるので、下側に揺さぶりながら外していきます。
はい。取り外せました。上カバーを取り外した後、赤い◯で囲んだネジを外せばメーターはフリーになります。
メーターの左側から手前に引き出していき裏側に挿してあるコネクタを3つ抜きます。
長い道のりでしたが、やっとメーターが取り外せました。所要時間は15分〜20くらいでしょうか。メーターの裏には、かなりの空間がありますので、ETC・ドライブレコーダー・ナビのアンテナケーブル等を通すには都合が良さそう。
この空間は後で利用させてもらうとして次は、いよいよCYBER STORKのメーターパネルを付けていきます。
CYBER STORK取り付け
ベゼルはメーターゲージや警告灯の部分がくり抜かれた構造になっています。
こちらはメーターゲージのまわりを彩るシルバーリング。
イメージ的にはシルバーリングをベゼルに貼り付けメーターパネルへ載せるだけの簡単な構造。
メーターから透明カバーのツメを解除し外してからベゼルとシルバーリングを取り付けるのですが、残念ながら写真がありません(汗)。本来、ピッタリとハマるはずのベゼルの横幅が1cmほど大きく、ヤスリで削ることに夢中になり撮るのを忘れていました。
サイズさえ合ってしまえば、あらかじめ貼られている両面テープでベゼルとシルバーリングを貼り付けるだけなのでご勘弁を。
走る気持ちを高揚させてくれるCYBER STORKメーターベゼル
取り付けて見るとノーマル状態とは違いスポーティな印象に変わりました。メーターを見ているだけで走る気持ちを駆り立てられるような気がします。
ドライブ中に一番目に付くメーターパネルのアレンジは走る楽しさを一層盛り上げてくれるので旧車に乗っているオーナーさんには是非、オススメしたいアイテムです。
しかしながら現在、CYBER STORKのHPを覗くとメーターパネルの販売は終了しているようです。確かに最近の車であればメーターパネルも初めから凝ったデザインも多いのでビジネスとして成り立たないのかもしれません。
でも、旧車を今でも大切にしているオーナーさんからは喜ばれるアイテムだと思うので是非、再販してもらいたいです。もしオークション等で見かける事があれば、購入する価値のある商品だと思いますので、気になる方はチェックしてみてください。
次の記事ではメーターパネルのバルブをLED化します
【参考記事】[0209] MR2補完計画 『その7』 メーターパネルのバルブをLEDへ交換!! でも良いことばかりじゃない!?
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