GANZOの小銭入れ 選べるタイプは3種類
みなさん、こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回、都内に出かけたお話をしましたが、そのついでにGanzo 表参道本店へ立ち寄りました。
目的はコインケース。
今まではドンキホーテで購入した2千円くらいのコインケースを使っていました。これが安い割には10年以上も頑張ってきてくれたのですが、とうとうポケット内のコーティングがボロボロ取れてきてしまいました。
いつもそのポケットに緊急事態用の千円札を忍ばせていたのですが、お札を取り出す際に剥がれたコーティングがポロポロ出てくる始末。
いつまでもボロボロの小銭入れはを使うわけにもいかないので、これを期に買い換える事にしました。
Ganzoからはコインケースは何種類か発売されていて店員さんに色々と見せてもらいました。コインケースと言っても大きく3タイプあり『馬蹄タイプ』『ファスナータイプ』『BOXタイプ』と分かれています。
革の素材ごとに上記3タイプのラインナップが全てある訳ではないのでそこもまた悩みどころ。まずは、どんなラインナップがあるか見ていきましょう。
馬蹄小銭入れはユニークな形とコインの取り出しやすさが魅力
まるで馬の蹄(ひづめ)のようなユニークな形をしている事から『馬蹄型小銭入れ』と呼ばれなど各社から販売されています。もちろんGanzoからも数種、販売されています。
私が今まで使用していた小銭入れも、この馬蹄タイプ。意外にコインの収納力も多く500円玉以外の普通のコインなら25枚くらい入ります。
この小銭入れは革のベロを引っ張ることによって簡単に開閉することがができます。しかもスナップボタンもファスナーも使っていないのにフタを閉めた時にはピタっとハマッてくれます。コインの取り出しはフタを180度開き財布本体をフタ側へ傾けるとコインが流れ出る仕組み。
↑ここで写真はフタ側と本体側が反対になっています。
フタを受け皿にすることによりコインの視認性も高い。簡単に必要なコインの選別が出来て便利です。逆にコインを収納する時は財布本体側へ傾けコインを流し込みます。小銭入れとしてよく考えられた設計。
10数年使った感想は良い点しか思い浮かびません。しいて悪い所を上げるとすれば馬蹄の形は角が丸くなっている為、ズボンのポケットに入れた時に収まりがちょっぴり悪い事くらいでしょうか。
コインケースの中でも一押しの製品です。
ファスナータイプは薄いからタイトな服装にぴったり
次にファスナータイプをご紹介。こちらは他の2タイプとは違いサイズが大きい。その代わりに驚くほど薄くできています。その理由は他の2タイプと違ってマチが無いシンプルなつくりだから。
薄いので多くのコインを収納するのには向かないかもしれません。でも最近のピッタリしたスーツのポケットに入れる時は、その薄さが大きなアドバンテージになります。
スーツでも私服でもポケットに入れた物がポッコリ出ているのはカッコいいものではありませんよね。洋服のシルエットを気にする人にはオススメです。
ちなみに、このコインケースはカードやお札も入れられる設計になっています。収納力としては少なめですが、カードを厳選すればお財布としても十分に使えるスグレモノ。
※2023年7月に確認したところファスナータイプは品切れですが、BOXタイプは購入可能です。
BOXタイプは見た目は小さな2つ折り財
最後の紹介はBOXタイプのコインケース。見た目は小さな2つ折り財布のようで可愛らしい感じですね。コインケースといえばBOXタイプというほどオーソドックスなので大抵のブランドでもこのタイプは販売されているのではないでしょうか。
このコインケースの特徴は折り紙のように畳まれた革をフタをスナップボタンで止めること。ボタンが付いていますが馬蹄タイプ同様に簡単に開閉することができます。
ガバっと開くと収納されているコインを一望できるので見つけやすく取り出しやすいというメリットも持っています。
私が選んだのはBOXタイプ 選んだ理由は?
今回、私はこのBOXタイプを購入する事にしました。理由はシェルコードバンのブラウンの在庫が最後の1個だと店員さんに聞いたから。
もし今、購入しなければもう購入のチャンスは来ないかもしれません。
実際、[0036] Ganzo Shell Cordovan 2 名刺入れ 2色を大人買いしてみるで紹介したブラウンの名刺入れも展示品のみの最後の一つで購入したのですが、それ以降、一年以上経過しても新しく入荷している様子はありません。
Ganzo製品の中でもシェルコードバンのブラウンは私が最も好きな色。普通のコードバンとは違うあの鈍い輝きがたまらなく好きなのです。お店に行くまでは馬蹄タイプを購入しようとしていましたが急遽、予定を変更する事にしました。
開けやすくてコインを取り出しやすいBOXタイプ
BOXタイプ購入が決まったところで、その使いやすさについてみていきましょう。スナップボタン外すと革がキレイに畳まれています。ちょっと折り紙を彷彿とさせますね。ボタンの上部には『GANZO』の刻印が施されていてカッコいい。
フタを開けるとコインが落ちるのを防ぐようにケースの側面の革が立ち上がり防波堤を形成。
開口部は広くコインの視認性や取り出す動作もストレスなくする事が出来ます。
ちなみにコインケースの裏側には小さなポケットが付いているのでお札を一枚忍ばせておけます。私はお財布を忘れた時の緊急時用に千円札を入れています。
シェルコードバンの表面は艶感があって美しい
最後に私が選んだシェルコードバンの美しい表情もご紹介しておきます。植物性タンニンにより鞣され自然な風合いを残しているのが特徴のシェルコードバン。
光の当たる加減によってはざらっとした表情を見せたり
光を反射して濡れたような艶感を帯びることもあってとても美しい。ブラックの革でも同じことが言えるのですが特にブラウンの方が素敵な表情を見せてくれます。
これから長年使っていきたいと思えるGanzo BOXコインケース
当初の予定と狂ってしまいましたが、結果的にはシェルコードバン最後のBOXコインケースを手に入れることができて本当に良かった。頭の片隅に馬蹄小銭入れも欲しいという未練はありますが、そんな気持ちは吹き飛ばしてくれそうです。
コードバンはとても丈夫なので長い間使っていくことができるし、その経年変化も楽しみです。エイジングされた過程もお伝えできればと思っていますので今後ともActive4をよろしくお願いいたします。
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