今までdysonを購入できなかった理由
みなさん。こんにちは。leon です。前回はダイソン『V8』についてモデルごとの違いやクリーナーヘッドとオプションパーツ(ノズルや延長ホース等)について良い点や悪い点について詳しく説明させていただきました。
【参考記事】
[0162] 徹底レビュー!!dyson V8 はワイヤレススティッククリーナの到達点!!
今回は『V8』のゴミ捨て方法について紹介していきたいと思います。
従来モデル『dyson V6』までのゴミ捨て方法の問題点
『V8』と従来モデルである『V6』までの最大の違いは、ごみ捨て方法が劇的に進化したことにあります。まずは従来モデルのゴミ捨て方法を紹介します。youtubeに非常に判りやすい動画がありましたのでご覧ください。
グリップ部にある赤いスイッチを押すことでクリアビンの底が開きます。当然、ゴミは重力で落ちて来ますがゴミの量が多かったりフィルターへ付着してしまうと最終的にはブラシや棒を使用して掻き出さなくてはなりません。
清潔さを保つ為に部屋からゴミを除去するのがお掃除です。集めたゴミも手間をかけずに清潔に捨てたいのが人情というものですが、この動画を見る限り、それは難しい…
だからleonは今までダイソンの購入には踏み切れずにいました。
では、なぜ『V8』を購入したのか? その理由はフィルター素材が変更されゴミを捨てる方式が劇的に改善されたからです。次の項では過去モデルと『V8』のフィルタの違いについて説明していきます。
『dysonV6』と『V8』の改善点 フィルタ材質の変更
こちらは過去のモデルであるダイソンDC46のフィルターです。プラスチック素材に蜂の巣のような大きな穴が開いているのでホコリが付着しても簡単に払い落とせそうです。
しかし穴が大きいと弊害も考えられます。穴よりも小さなゴミやホコリはフィルターを簡単に素通りしてしまいます。
クリアビン内のフィルターの仕事は空気と供に吸い込んだホコリをせき止め空気だけを排出口へ送ることです。
この設計だとクリーナーの内部まで小さなホコリが入り込んでしまい、結果的にメンテナンスが、より面倒になりそうです。
次に前モデルのV6のフィルターを見てみましょう。こちらのフィルターはキメの細かいメッシュになっています。
これなら小さなチリやホコリは、せき止めてくれそうですが、フィルターのキメが細くなってしまうと今度は小さなホコリやチリがフィルターに詰まってしまう可能性が出てきます。
目詰まりをすれば当然吸引力にも影響してくるかもしれません。また小さな網の目に詰まったホコリは取り除くのに手間がかかりそうです。
あちらを立てればこちらが立たず。ダイソンの設計者たちも頭を悩ましたに違いありません。
そして満を持して発売されたV8のフィルターがこちらです。なんとフィルターの素材をステンレスにしてきました。
フィルターを拡大してみると等間隔に四角い穴が開いています。指で触ってみると表面はスベスベしています。
もし目を閉じてフィルターを触っていたら穴が開いていることに気付かないくらいフラットです。
実はフィルターの表面をフラットにすることには深い意味があります。その意味については次項で紹介していきます。
ゴミ捨て方法が簡単・手間いらずになった理由 ゴムスクレイパーの採用
V8からゴミ捨てが劇的に簡単になった理由は前述のステンレス製メッシュフィルターと赤いゴムスクレイパーにあります。
ステンレスメッシュフィルターはゴムスクレイパーにがっちりと密着した形で覆われています。
スクレイパーでホコリをこそぎ取るには押されても形状変化が無く、極限までフラットにできるステンレス製のフィルターが必要だったのではないかと考えられます。
実際には、どのような形でゴミを捨てるかは次の項で説明していきます。
今までの常識を覆した『dyson V8』 ゴミ捨て方法とは?
まずクリーナー本体の上部にある赤いレバーを上に引き上げます。
するとサイクロンごとステンレスメッシュフィルターが上部へ引き出されていきます。
引き上げられる際に密着したゴムスクレイパーがフィルターにこびり付いたゴミやホコリをこそぎ取っていきます。
ステンレスメッシュフィルターを移動させていくことで付着したホコリをこそぎ落としながら徐々に集めていきます。
サイクロンを全開まで引き出すとクリアビンの底にあるフタが自動で開きます。
クリアビンのフタが開くと、こそぎ落とされたホコリやチリと供に全てのゴミが排出されます。これならブラシや棒で引っ掻き出す必要がありませんので、簡単にゴミを捨てることができます。
【注意!!】
ゴミが落ちる際は結構、ホコリが舞います。ゴミ捨ての際はゴミを入れるビニール袋にクリーナー本体を入れてからフタを開くすることをオススメします。
実際にゴムスクレイパーで、どれだけにキレイになるのか試してみる
実際にフィルターがホコリで目詰まりするまで掃除してみました。
余談ですがフィルターが、これだけ目詰まりしていても予想に反して掃除をして吸引力が落ちている感じはありませんでした。さすが dyson スゴイ!!
ホコリが、たまった所でゴミ捨て処理をしてみます。
サイクロンを引き出すとゴムスクレイパーがステンレスメッシュフィルターについたほこりを全て削ぎ落としてくれました。
サイクロンを引き出すという簡単な操作で、ここまでにキレイになってしまうんです。コレ発明した人、スゴくないですか?!
髪の毛がスクレイパーとステンレスメッシュフィルターの間に挟まっている場合がありますが、サイクロンを何度か上げ下げさせれば挟まった髪の毛も取り除くことができます。
ステンレスメッシュフィルタークリアビンの清掃方法
ゴミ捨て処理をするだけでクリアビン内はここまでキレイになります。 クリアビンやサイクロンの中には多少ホコリが残ってしまいますが、こちらもキレイにすることができます。
ゴミを捨てる要領でサイクロンを引き上げます。
サイクロンを引き上げると白枠で囲った場所に赤いスイッチがあります。
スイッチを押したままでサイクロンを引き上げると完全に分離することができます。
こうやって見てみると結構、ホコリが溜まっていますね。でも分離された状態なら簡単に清掃できます(^^)
エアダスターを使って誇りを吹き飛ばしても良いですし、ホコリが舞うのが嫌なら濡れ雑巾で拭いても良いでしょう。
leonの場合は、『dyson V8』を購入してから、毎日のように掃除をするようになったので、すぐにクリアビンが汚れてしまいます。その度にクリアビンの中まで清掃するのは面倒なので月に一回くらいのペースでメンテナンスしてあげようと思っています。
ゴミ捨てがめちゃくちゃ簡単になった『dyson V8』年末の大掃除の前にいかがでしょうか?
電源コードから解放されて、簡単にどこでも持ち運び掃除のできるコードレススティッククリーナーは本当に便利です。
もっと早く購入して使いたかったと言うのが本音ですが、現行モデルである『dyson V8』でなければゴミを捨てる作業が大変で使うのを躊躇してしまったかもしれません。
購入までに数年間、悩み続けましたが待った甲斐がありました。
『dyson V8』はダイソン史上、最高のクリーナーだと思います。
お値段が高いですが、それに見合った機能と性能を兼ね備えています。
年末が近づいてくると『大掃除するのメンドイ!!』と思ってましたが、普段からある程度、キレイにしていれば大掃除も大した手間にはなりません。
購入に迷っている方がいたらぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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