色褪せてしまったメーターのランプをLEDへ交換したい
みなさん、こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回の記事ではCYBER STORKのカスタマイズパーツを使いメーターパネルのアレンジをした記事を紹介させて頂きました。
今回はメーターパネルがスポーティな雰囲気になったついでに、色あせてしまったランプもLEDへ交換したいと思います。
私の記憶が正しければ純正のMR2のメーターランプはT10の豆球にグリーンのゴムキャップを被せて緑色に点灯するようになっていました。そのキャップを取り外しT10豆球に直接、赤色の塗料を吹きかけて赤く光らせていたのですが、今では経年劣化で色褪せ、ほぼ白の状態に。
また色ムラも出てきているので、そちらの改善も出来れば嬉しい。というワケでそういうことに詳しい友人に聞いてみると孫市の拡散6LEDの良いらしいので早速、物色してみました。
LED交換 カラーリングを何色にするか悩む
孫市屋のHPへ行きT10拡散LEDを見てみると、そのバリエーションの多さに驚きました。『白』『青』『赤』『アンバー』『緑』『紫』『ピンク』『電球色』と8種類もあります。それにしてもカラーバリエーションの中に『電球色』があるなんて面白いですね。
メーターのカラーリングは暖かい感じが良かったので、『赤』『アンバー』『ピンク』の3種類を候補に挙げて考えていくことにしました。
今まで使っていた自作メータ球は塗装当時はピンク味のかかった赤色だったので、LEDもピンクにしようと考えましたが、写真を見るとかなり派手な感じなので候補から外しました。
室内のインテリアは赤で統一しようと考えているので赤いLEDを選ぼうかと思ったのですが、アンバーのページを見ていて暖かみのある色あいに惹かれてしまいました。オレンジ色の照明は食品を美味しそうに魅せるので喫茶店やレストランでよく使われているそうですが、それをメーターパネルに使ったらどうなのだろう?という好奇心も手伝って今回はアンバーのLEDを使ってみることにしました。
LED到着 孫市屋 拡散6LEDの外観をチェック
LEDが到着したので外観をチェックしてみましょう。花びらのように広がるバルブは他のLEDとは一線を画します。何故こんな形状をしているかというと電球と違いLEDの光は直線的で拡散力が無いからです。
光が拡散しないとメーターの一部分が暗くなる等のムラが発生してしまいます。そこで6つのバルブを扇状に配置して光を拡散させ明暗のムラが出ないようにした結果が、このデザインということらしい。
普通の電球よりも幅が広がっているのでメーターの基板へ取り付ける時に引っ掛けたりしないか不安だけど、まあやってみましょう。
MR2 メーターパネル LEDの取り付け方法
MR2のメーターの取り外し方法については前回の記事で詳しく説明していますので、こちらを参照してください。取り外したメーターを裏返すと、ご覧のように基板を確認することができます。
交換する対象のランプは黄色のマーキングがされた4個だけ。コンロの点火スイッチのようにひねるとロックが解除されソケットを外すことができます。
こちらはソケットを取り外した写真。あとはソケットからT10の電球を抜いてLEDへ交換すれば完了です。ちなみにLEDにはプラスとマイナスの極性があり間違った取り付けをすると点灯しない場合があります。
私も作業で点灯しないLEDがあったのでソケットからLEDを抜き逆向きに挿してみましたが点灯しませんでした。『不良品かな?』と思い別のLED球を取り付けてみても点灯しない。
少し戸惑いながらLED球はそのままでソケットごと逆向きにしてメーターにセットしたら点灯するようになりました。
もし、LED球が点灯しない場合は安易に部品の不良を疑わずに、いろいろ試してみるのも大切なのだと勉強になりました(^^)
LEDを取り付けた感想は発色は◎ でも暗い….
LEDを取り付けた最初の感想は発色が物凄くキレイだということ。写真だと判りにくいですが肉眼で見るとムラも無く、とてもキレイで私好みの色合いです。アンバーを選んで良かった(^^)
でも発色は良いのですが、一つ問題があります。それは全体的に暗いこと。
LEDを交換した方々のレビューを見ると、たいていは電球よりも明るくなったという感想を持たれていますが、一部に暗くなってしまったという方も一定数存在します。
交換したLEDのメーカーによって品質も違いがあるとは思っていましたが、Amazonで孫市屋の拡散6LEDのレビューを見てもやはり、明るくなった人と暗くなったという人がいました。
そもそも孫市屋の拡散6LEDはメータバルブとしての使用を前程に専用設計された商品なので、ある程度の光量は確保されていると思います。でも、実際に暗い…
『LEDを交換した車種によって違いが出るのかな?』と思いつつ、とりあえずは、このまま使ってみることに。
やっぱり暗さが気になるので孫市屋 9LEDへ交換!!
拡散6LED(写真左)へ交換してから2週間ほど乗ってみましたが、やっぱり暗さが気になります。そこで同じ孫市屋で販売されている拡散9LED(写真右)を購入してみました。
違いは写真を見ていただければ一目瞭然ですが、LEDのバルブが6個から9個へパワーアップしています。バルブが増えてLEDの幅が大きくなり『メーターへ入るのかな?』と心配しましたが、何とかセットすることができました。
単純にバルブの数を増やし光量が増えれば明るくなると思いますがが、さあ、どうでしょうか?
結論を言うとあまり変化無し…..。
上の写真は実は左側2個を拡散9LEDを使用して、右側2個は拡散6LEDを使用しているんです。違いが判るでしょうか? 実際に肉眼で見ると拡散9LEDの方が若干、明るい気がする程度です。多分、知らなければ気付かないレベルではないでしょうか。
LED交換を諦め電球に戻してみる
さあ困りました。メーター球のLED交換だけに結構な出費をしてしまっています。そして結果を出せていません。仕方なくLED交換は諦め電球に戻してみることにしました。
ただし、アンバー色(オレンジ色)メーターパネルは気に入ったので電球もウインカー等に使うRAYBRIG(レイブリッグ)のカラーバルブを購入してみました。
本来、メーターに使うバルブでは無いので、少し微妙な気もしますが、行ってみましょう。
今回も左・右で違いを確認してみました。結果、明るさはRAYBRIGの圧勝です。でも、明るさ的には問題が無いのですが、色合いが少し好みと違いました。
写真だと判りにくいですが、RAYBRIGのアンバーは赤みの強いオレンジ色で孫市屋のアンバーは黄色味のかかったオレンジ色という印象。どちらかというと孫市屋のアンバーの方が私の好みです。
RAYBRIGのバルブへ交換して、もうひとつ気になったのが文字盤の文字にムラが目立つこと。
近年の車と違い90年代車のメーター文字盤のプリント技術は低かったようで、裏側から明るい光を当てると文字の細部にムラが出てしまうんです。
それに比べ孫市屋のLEDの方は文字のムラが、ほとんど見受けられません。これがLEDの方が暗いからなのか? それとも電球とLEDの光の特性によるものなのかは判りませんでした。
明るさ・ムラ・色合いの好みを総合して考え『ウンウン』と悩みましたが、最終的には孫市屋 T10拡散9LEDを使用することにしました。
メーターパネルのLED交換後の満足度は 70点
何だかんだと、いろいろ試してみましたが結局はT10 拡散9LED交換で落ち着きました。ムラになりにくく、色合いが自分の好みに合っている点だけを見れば100点満点をつけたいところです。でも暗い点は気になるので総合的には70点といったところでしょうか。
あとは耐久性がどうかで満足度は変わっていきそうですが、それは今後の経過を見ないと判断できないので、その時には別途報告させていただきます。
ちなみに私のMR2はLEDを交換してから2ヶ月ほど経ちますが、今のところ問題なく点灯しています。
MR2のメーターパネルに孫市屋 拡散9LED アンバーは暗いという結果でしたが、これが別の車種だったらどうだったのか気になります。また、MR2でもLEDの色がアンバーではなく別の色だったら、また違う結果が出たのかもしれません。
もし、そういった情報を持っている方がいらしゃいましたらコメントを頂けると助かります。
電球を使い続けるのも、LEDへ交換するのも一長一短ですが、興味のある方はLED交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。またアンバー色で明るいT10LEDがあれば教えていただけたら幸いです。
こんにちは。
メーターに5Wのバルブを使用すると、発熱でソケットが損傷する可能性がありますので、あまりやらない方がよろしいかと思いますよ。
通りすがりさん。
初めまして、こんにちは。
確かにメーターのバルブは2W以下が推奨されているみたいですね。
貴重な情報ありがとうございました