MR2復活までの軌跡を一気読みしたい方はこちら
8年も自動車税を滞納してるけど車検は取れるの?
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回の記事でやっと8年間、放置したMR2の修復作業が完了しました。
休日を利用して地道に作業をしてきたので約10ヵ月もかかってしまいました。
車の修復作業が終わったといっても、すぐに公道を走れるわけではありません。なぜなら公道を走るためには車検を取る必要があるからです。
しかし車検を取るためには自動車税の納税証明が必要になってきます。
調子が悪くなり8年間放置していたMR2は自動車税も、そのまま放置状態となっていました(´Д`)ノ
切れた車検をもう一度、取り直すにはどの様な手順を踏めば良いのでしょうか。
自動車税について冷静に考えてみる
車検を取るにあたり納税証明書が必須ですが、当時は廃車にするかもしれない車に税金を納める必要は無いのでは?と思い納税をしないで車と供に税金も8年間、放置していました。
まさか8年も経ってから復活させる日が来るとは思ってもみませんでしたが( ̄▽ ̄)
MR2は2リットル車なので1年間の自動車税は¥39,500円ですが、2015年からは13年以上経過した車両には15%の割り増し料金が加算されてしまいます。
※2014年までは10%割り増し
そうなると1年間で¥45,400円。8年分の税金を全額支払うと単純計算で¥363,200で、さらに延滞金がつく事を考えると、とんでもない金額になってしまいそうな予感…
身から出たサビとはいえ一気に、この金額を払うと考えると、さすがに尻込みしてしまいます。
そうはいっても動かなければ始まらないので、とりあえず陸運局へ行って聞いてみる事にしました。
陸運局(自動車検査登録事務所)の車検窓口へ行ってみる
まずは現在の状況を説明して車検を取り直すには、どういった手順を踏めば良いのか陸運局(自動車検査登録事務所)の車検窓口へ行き聞いてみます。
※ちなみに陸運局は月〜金の8:45〜16:00までなので仕事がある方は有給を取る必要があります。
leon
『昔に乗っていた車の車検を再度、取り直して乗りたいのですが、どういう手続きをすればい良いですか?』
窓口職員
『切れた車検証は今日は持ってきていますか?』
leon
『ええ、持ってきています』
窓口職員
『車検証があるなら再度、車検を取り直すことはできますよ。ただ問題となるのは自動車税がどうなっているかですね。車検が切れてからは納税書は郵送されてきてないですか?』
leon
『8年前に納税書が来ましたが、その時には車が故障していたので廃車にする事も考えて未納にしてしまいました。確か次の年に車検が切れて、その後、納税書が来なくなったと思います』
窓口職員
『納税書が郵送されてないなら税金は停められているかもしれませんね。自動車税事務所の出張所が隣の建屋にありますので、そこで問い合わせて見てください。その結果で手順が異ってきますので結果がわかったら、またこちらの窓口まで来てください』
leon
『わかりました。では行って聞いてきます』
自動車税事務所の窓口へ行ってみる
自動車税事務所の出張所へ行けば8年間、未納にしていた自動車税の支払い金額が判ります。
一体いくらになっているのか不安になりながら出張所の窓口へ向かいました。
税務事務所の職員の方に車検証を見せて8年間、自動車税が未納になっていることを伝えました。
出張所職員
『こちらの車はどうされたいですか?』
leon
『今は故障中で動かせない状態なのですが、もし修理が可能なら、もう一度車検を取って乗りたいと思っています』
出張所職員
『もし今までの状態で、そのまま乗りたいと言うのであれば、さかのぼって3年分の税金を納める必要があります』
leon
『エ!? 3年分の税金だけで良いんですか?』
出張所職員
『車検が切れた時点で自動車税が保留となっています。保留になってから3年以上経過している場合は現在から、さかのぼって3年分の税金を納めてもらう事になっています』
leon
『てっきり8年分全て支払わなければならないと思っていました。ちなみに、3年分で金額はいくらになるんですか?』
出張所職員
『3年分の合計は13万2,200円です』
leon
『その金額を支払えば継続で車検が取れるということですか?』
出張所職員
『そうですね。ただもう一つ方法がありますよ。一旦車検を切って再度、新規で取り直しすれば月割になります。』
leon
『月割とはどういう意味ですか?』
出張所職員
『来年の納税の月から、さかのぼって月割りで税金を納めるという事です。その場合は車検切れ以降に未納になった税金分に関してかからなくなります。その代わり車は一時抹消の手続きをしてから新たに中古新規登録という形になりますので車庫証明などの書類を新たに揃えてもらう必要が出てきますよ。そういう手間が大丈夫であれば、そちらの方法の方が断然、安く済みますよ』
leon
『手間が、かかるくらいは問題ありません。全然、安いほうが良いです。ちなみに新規で取り直すということはナンバーが変わってしまうということですか?』
出張所職員
『そうですね。今まで付いていたナンバーは廃棄になって新しい番号に変わります。それは大丈夫ですか? 』
leon
『特にナンバーにこだわりがないので新しくなっても大丈夫です』
出張所職員
『手間を惜しんで3年分の税金を払うか、税金を安く済まして手間をかけるかになりますので、一度検討してみてください』
leon
『すいません。どうもありがとうございました。検討してみます』
未納にしてしまった自動車税は一時抹消の手続きで納税不要になる
今回、自動車税事務所へ行って判ったのは車の車検が切れると自動車税事務所は、その後の納税書の送付を一時停止するという事です。
公道を走る為には車検が必要であり、車検を取る為には納税証明書が必要になります。
車検が取られていないという事は事故等で廃車になっているか廃車登録をしていない車両、もしくは故障等で公道を走らない不動車になっていることを意味します。
公道を走らない車両の為に、税金を払う人はいない訳ですから、納税書を送付するのは無駄な作業といえます。
もし公道を走らせたい場合はleonのように自分から納税の問い合わせに来るのですから、それまでは手間や経費を考え納税書の送付を一旦、停止させているのでしょう。
※先日、愛知県では納税書の停止は無く車検が切れたままになっても毎年、納税書が届くというコメントをいただきました。自動車税は都道府県ごとに課税をしているので地域によって多少ルールが異なるようです。
一番、確実なのはやはりご自分の最寄りの陸運局へ行ってどういった手続きが必要が確認する必要がありそうです。
MR2(放置車)復活への方法は2通り
排気量1.5ℓ超~2ℓまでの月割自動車税(13年以上経過した車両 年間 ¥45,400)
そして8年間も放置して滞納してしまった自動車税の支払い方法は自動車税事務所の職員の話をまとめると2通りある事が判りました。
- 過去3年にさかのぼり税金を納めて、そのままのナンバーで車検を取る。※手間はかからないが税金が3年分かかる。
- 一時抹消手続きを行い新規中古で再登録する。※税金は次回納税月から逆算して月割で納める。費用は少なくなるが新規登録する為に手間がかかる。
3年分の税金を納めなくて済むなら少しくらいの手間は何てことありません。leon的には検討するまでもなく一時抹消に決まりです。
実際にどんな手間か判りませんので、もう一度、車検窓口へ行って聞いてみましょう。
次の記事は放置車両の車検を取得する手順をご紹介します
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