MR2復活までの軌跡を一気読みしたい方はこちら
ミッドシップ2シータの室内は非常に狭いm(_ _)m
みなさんこんにちは。leonです。前回はカタログの写真をまじえながらMR2の進化について紹介させていただきました。
前回の記事で書いたとおりMR2は乗車席の後方部にエンジンがレイアウトされているミッドシップです。2シータ(2人乗り)の為、お世辞でも広いとはいえません。
ちなみに同じミッドシップで2シータのNSXに以前、乗ったことがありますが、驚く事に車体の小さいMR2の方が居住スペースは広く感じました。(あくまで私の個人的な感想でメジャーなどで測ったわけではありませんが…)
MR2は運転席と助手席の間に高い仕切りがあります。この仕切りはサイドブレーキやミッションを操作するワイヤ、さらにその下には細長い燃料タンクが入っていたりします。
この仕切りのおかげで飛行機のコクピットのような雰囲気を醸し出してるいるのですが、逆に狭さを感じさせる要因にもなってしまっています。
今回は、そんな狭い室内空間でも狭さを感じさせない『Tバールーフ』のお話です。
一度、体験したらやめられなくなるTバールーフの解放感!!
上記の写真を見てもらうと判りますがTバールーフはルーフの左右の部分を切り取り真ん中にバーのみを残したオープンカーです。
車を後方上部から見ると『T』の形をしていることから『Tバールーフ』と名づけられたようですが、どちらかというとカタカナの『エ』もしくは、横から見ると『H』のように見えるのは私だけでしょうか?
Tバールーフ仕様車は通常はガラスのルーフが取り付けていて暑い時期など紫外線を避けたい場合はガラスルーフのさらに内側に日よけ(中板)を付けることでノーマルルーフのような使い方もできる仕様になっています。
日よけを外せば屋根は透明なガラスルーフのみとなりますので青い空や星空を見ながらドライブすることもできてしまいます。(※注運転手はちゃんと前見て運転しましょうね)
屋根が付いているので、風雨にさらされることなく明るさと解放感を味わえるのがTバールーフの魅力の一つです。オープンカーは開けるか閉めるかの二択しかありませんがTバールーフは気分や気候・時間帯よって三役の使い分けができます。
上の画像は実際にルーフを開けてドライブしている写真ですが、どうでしょう? 爽快感が伝わってくるのではないでしょうか。
こちらは室内から見た画像。外から見ても中から見ても爽快そのものです。2シータで室内空間は決して広いとは言えませんが、Tバールーフを選択すれば座席の上に広がる青空をオープンカー並みに堪能することができます。
しかし、このTバールーフ、良いことばかりではありません。長年使用することでボディー剛性を落としてしまったり、雨漏りする車体も出てくるなどのデメリットな声も珍しくはありません。
それでも一度このTバールーフの爽快感を体験してしまうと病みつきになってしまいます。
私のMR2もTバールーフ仕様車ですが、今のところ雨漏りをしたことはありません。 基本的にはコンパクトカーをメインで乗りMR2はセカンドカーとして使おうと考えているので、もし雨漏りしはじめたら晴天の時のみ乗るという非常に贅沢な車になってしまうかもしれませんm(_ _)m
2015/08/22追記 Tバールーフ仕様車の室内の様子が判る動画
youtubeでTバールーフ仕様車でコースを走る映像があったのでアップしておきます。こちらは中谷明彦氏がヤマハ袋井テストコースをSW20の1型のインプレッションする様子を収めた映像です。
いかにTバールーフの室内が明るく広々と感じられるか判ってもらえると思います。※ 2:30秒辺りからインプレッションが始まります。
いかがでしょうか? Tバールーフの様子もさることながら、坦々とインプレッションする中谷氏のドライビングテクニックも惚れ惚れしてしまいます。
コレだけミッドシップを操れたらさぞ、楽しいのではないでしょうか(^ ^)
次の記事は評判の良いアトラスバッテリーを取り付けてみます
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