付属のイヤパッドは数年で劣化してボロボロに
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回は10年前に購入した暖かみのある木製ヘッドホン ATH-W100について記事に書かせて頂きました。
オーディオテクニカATH-W100の記事はコチラから
このヘッドホンは10年経過しても、とても良く鳴ってくれて長年、愛用しています。でも、ここ最近はイヤパッドがもの凄い勢いで劣化してきて使用しできない状態で放置されていました。
最初に付いていたイヤパッドはコラーゲン入りで柔らかく吸い付くような付け心地だったのですが、その分、劣化が早く数年もすると上記の写真のようにボロボロと剥がれてきてしまいます。しかも、剥がれた粉はベタベタしていて布や革に付くと全く取れない凶悪なもので袋を被せてクローゼットにしまい込んでいました。
このまま放置していても、もったいないので交換用のイヤパッドを探したらオーディオテクニカからクラーリノ製の交換イヤパッド『HP-W1000』の存在を知り取り付けてみる事にしました。
なので、実は前回は交換後の状態を記事にしたものだったりします。(〃▽〃)ポッ
HP-W1000はクラリーノを使用しているので長期使用が可能?
Amazonでお取り寄せしたのですが、開封してみると、従来のコラーゲン入りイヤパッドと違いしっとりではなくサラッとした触り心地です。さすがクラリーノなだけあります。
ちなみにクラリーノとは合成皮革の商標名で天然皮革よりも軽量で撥水性に優れ、ランドセル・運動靴・サッカーボールなどに使われています。人口革ではありますが、ボロボロと剥がれてくる心配は少ないと思われます。
仮に剥がれてきてもベタベタしてなければ良いですよ。本当に…
劣化しまくってボロボロのATH-W100のイヤパッドの取り外し方法
見ての通り革が劣化しまくっています。ボロボロで触るとサッらっとしていそうですが、ベタベタしています。正直な話、触りたくない…
意を決して取り外しにかかりましょう。取り外し方法はハウジングとイヤパッドの境界線にツメを立てて引っぱります。
ちなみに今回、この作業をするためにツメを伸ばしておきました。
イヤパッドを剥がすとエッジが現れてきました。ハウジングとエッジの隙間にイヤパッドの耳の部分を差し込んでいるだけのようです。数ミリの耳で引っかかっているだけというのは何か心もとない気もしますが、そうでは無いことに取り付けの際に知る事になります。
取り外した後の私の手です。べっとりと劣化した革の粒が、くっ付いてしまいました。水で洗っても取れなそうな予感がしたので、OA用のクリーナー(ウエットティッシュのような物)で一度、指を拭いてから手を洗ったらキレイになりました。
ATH-W100へHP-W1000イヤパッドを取り付ける
まずヘッドホン側の確認をしておきましょう。エッジの厚みのある方は、頭にヘッドホンを付けた時に耳の後ろ側にきます。
逆にエッジの薄い方はヘッドホンを付けた時に前側になります。ハウジングとエッジの間には数ミリの隙間があり、ぐるりと一周しています。
パッと見はどちらが左右にあたるのか、わかりませんので見分け方を紹介しておきます。イヤパッドの左右の確認方法はイヤパッドの側面には1カ所だけに縫い目があります。
側面の縫い目を下側にしてフラップの厚みが有る方を内側にして並べて置くと、その状態が左右の位置になります。そしてフラップの厚みのある方がヘッドホンの後側になります。
ハウジングとエッジの隙間に少しずつイヤパッドの耳の部分をはめ込んでいきます。これが超難しいんです。
先程は心もとないと言いましたが、イヤパッドはヘッドホン側のエッジの円周よりも、だいぶ小いので革自体を伸ばしながら、はめ込んでいかなくてはなりません。つまり、取り付け後はキチキチに引っぱられた状態になるので一度、取り付けたら簡単には外れません。
あまりに小さいのとヘッドホンは左右がピッタリと閉じる仕組みになっているので取り付けをしない側のハウジングが邪魔をして上手くはめる事ができません。
ちょっと怖いですが、メッシュ越しにイヤパッドの内側に指を入れていくしかなさそうです。
メッシュ越しにグイグイとイヤパッドの耳を押し込んではめ込んでだりしたら切れてしまうかと思いましたが、意外にも平気でした。
不器用な私は悪戦苦闘しながら20分位かかり片方のイヤパッドを取り付ける事ができました。ちょっと疲れた….。気を取り直して反対側も同じ方法で取り付けをすればできあがりです。
交換用のイヤーパッドの取り付けは不器用な人には難しい…
イヤパッドの交換は意外に手こずりました。まあ、私は器用な方ではないので普通の人ならもっと上手にできるのかもしれません。苦労したとはいえ、10年以上前の製品の交換用イヤパッドが互換だとしても手に入る事自体は幸福なことです。
オーディオテクニカの製品が一貫性を持って設計されているおかげかもしれませんね。今回のクラーリーノのイヤパッドが何年持つかは現時点では判りませんが、今後も大切に使っていこうと思います。
オーディオの素人です。先日、初めてヘッドフォンを買いました。AKGのQ701です。現在、保管方法に困っています。第一候補としてこのブレインウェイブズのペリドットを考えていたのですが、このΩ型スタンドにQ701を載せると、もしかしたら常にヘッドフォンが横方向に少し負担がかかり、側圧が緩くなりはしないかと心配です。また、耳に当たる耳あての部分のスポンジも常にわずかに負担がかかり、変形しないかと心配です。このヘッドフォンスタンドを店頭に置いているお店を見たことがないので店員さんにアドバイスを聞くことも出来ません。なので、些細なことで良いので所有者の方のアドバイスが聞きたいです。
オーディオの素人さん、こんにちは。確かに側圧が緩くなったり、イヤパッドが変形する心配は私もしています。
AKGのQ701の実物が、手元に無いので、ATH-W100を使用している私の個人的な意見としてアドバイスさせていただきます。
側圧に関してはブレインウェイブズのΩ型スタンドに装着している状態でも、正面から見て、あまり開いるように感じません。
私的には、側圧が緩くなるような事は無いと思います。(実際に長い間、使用していませんので、あくまで予想ですが…)
イヤパッドの変形は、現在、Ω型スタンドを使用して7ヶ月くらいになりますが、変化は見られません。
イヤパッドは常にスタンドに密着する状態になりますので、それなりの負担はかかっていますが、使用していれば、汗の付着や経年劣化によって、いずれは変形や摩耗はしてくると予想されます。
AKGのQ701でも交換用のイヤパッドは存在するようなので、痛んでしまったら消耗品と割り切って交換する事をおすすめします。
先程こちらに書き込んだ者です。「0080」のブレインウェイブズのヘッドフォンスタンドであるペリドットのコメント欄に書き込んだつもりが間違えてこちらに書き込んでしまいました。申し訳ありませんでした。