電気シェイバーの替刃の交換って意味あるの?
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。2017年の最初の記事は(年賀状は除きます)電気シェイバー『ラムダッシュ 5枚刃』の替刃の交換方法について書かせて頂きます。
以前、購入した電気シェイバーのラムダッシュについては当サイトでも何度か記事にしてきました。
購入から1年間、使用しても剃り味はほとんど低下しないという内容でしたが、さすがに3年半も使用していると剃れなくなってきました。
シェイバー新品時のヒゲを剃る時間は6分程度でしたが今では10分もかかり朝の準備に手間取る始末。朝の4分って大きいですよね。
『シェイバーもそろそろ買い替え時かな〜』って思ってみたり。
普通、シェイバーの切れ味が落ちたら、まず替刃を交換するのが一般的ですが私は替刃に関しては懐疑心を持っています。
ラムダッシュを使う以前は海外製のシェイバーを使っていましたが剃り味が落ちてから替刃を交換しても剃り味は戻らないという印象だからです。
今まで使っていた電気シェイバーでは歴代、替刃を交換してきました。でも『少しはマシになったかな?』程度で新品時の剃り味に比べたら遠く及びません。結局、我慢できなくなりシェイバーごと買い直すことが何度か続いていたのです。使用開始から2〜3年が電気シェイバーの寿命といったところでしょうか。
数年間の使用によって刃以外にもモーターやバッテリーも劣化していきます。高い替刃を購入するよりもシェイバーごと新品交換した方が、良いというのが今までの私の意見です。
しかし、ラムダッシュについては他社の電気シェイバーのようにモータ音が弱々しくなったり外刃(網刃)の穴が変形することもなく3年半使用してきました。(一度、洗浄機の故障がありましたが)
剃り味が落ちたこと以外には何の不満もなく使用してきています。3年半も愛用してきたラムダッシュ君に目をやると『刃さえ替えてくれれば俺はまだまだ戦える!! 廃棄しないで!!』と訴えているように感じました。
私は『良いモノを長く大切に使う』がモットーなので今回はラムダッシュ君の悲痛な叫びに免じで替刃を交換して剃り味が戻るのか?試してみることにします。
セットでお得な外刃・内刃セット(ES 9032)
私の使用しているES-LV72の替刃の品番と定価は下記に書き留めておきます。ちなみにパナソニックのHPにはシェイバーの品番から替刃の品番を調べられるページがありますので調べたい方はコチラをどうぞ。
セット刃(ES9032):希望小売価格7700円(税抜)
外刃(ES9173):希望小売価格5500円(税抜)
内刃(ES9170):希望小売価格2700円(税抜)
外刃と内刃を別々に購入すると8200円(税別)セット刃は7700円(税別)なので500円だけお得です。
メーカーの替刃の推奨交換時期は外刃が『1年』内刃が『2年』となっていますが、leonの場合は刃の交換無しで2年間は快適な剃り味が楽しむことができました。3年目あたりから怪しくなってきた感があります。
交換時期は使っている人のヒゲの硬さや濃さ・量にもよるので一概にどれくらいとは言えません。2年経過して『剃り味が落ちてきたな』と思ってから外刃と内刃を同時交換すれば良いのではないでしょうか。
ES9032のセットの内容は外刃と内刃が2枚。5枚刃用のシェイバーの替刃なのに何故、内刃が2枚しか無いのか不思議に思ったあなた鋭いですね。理由は後ほど説明させてもらいます。
替刃(外刃・内刃)の分解方法(取り外し方・取り付け方)
替刃のパッケージの裏側には内刃と外刃の取り外し・取り付け方法が記載されていますので、手順に沿って取り外してみたいと思います。
外刃フレームの取り外し方法
こちらの画像はシェイバーの側面の写真ですが矢印の部分がツメになっています。
反対側面にも同じツメがあるので、つまむように同時に押し込むことで外刃フレームを取り外すことができます。
ハイ!ロックが外れました。
ロックが外れたらフレームを取り外せます。leonの持っているES-LV72は自動洗浄機が付いている為、普段のメンテナンスで開けることはありませんが、洗浄機が無いモデルの場合は毎回、取り外して髭くずを清掃する必要があります。
外刃の取り外し方法
外刃フレームが外れたら今度はフレームから外刃を外してみましょう。フレームの両端には黒いツメがあります。
ツメを両端からつまむように押し込みます。
簡単にフレームから外刃を取り外せました。
内刃の取り外し方法
内刃に関しては考えることなくつまんで引っ張り上げると
簡単に取り外せます。刃の部分は指で触れて切ってしまうことは無いとは思いますが、それなり鋭利なので気をつけるようにしてください。
5枚刃なのに内刃が2枚しか無い理由はなぜ?
なぜ5枚刃なのに内刃が2枚しか無いのか?不思議ですよね。私も最初に見た時は騙されたのかと思ったりしました。
でもちゃんと5枚あるので安心して下さい。
外刃を裏返してみてみると2枚の内刃が入る場所の他に矢印の部分に窪みがあります。
シェイバー側を見ると窪みが合わさる部分に棒のようなものが3本立っています。
もう一度、外刃の裏側に戻って窪みを触ってみると左右にスライドしました。
スライドさせてみて理解したのですが5枚の内の外側フィニッシュ刃の2枚と真ん中のスリット刃の1枚の計3枚は外刃の中に内刃が収納されていることが判りました。
何故、このような仕様になっているのかは判りませんが、間違いなく5枚の刃を装備しています。
3年半使用した刃と新品の替刃を比較してみる
ラムダッシュの外刃は丸みを帯びさせ無理なく肌に密着するように設計されてます。見た目は変わりませんが指で触れてみると3年半使用した外刃は気持ち丸みに角が立った状態になっているように感じました。
新品の外刃に触れてみると緩やかなカーブを描いており角が立っていうような感じはありません。使い込んだことによる劣化なのか?それとも設計変更されたものか謎ですが、とにかく触れた感触が違うんです。
驚くことに違いを感じたのは、そこだけでそれ以外の部分には全く違いを感じませんでした。正直、ぱっと見でどちらが新品か判らなくなる程、変わりがありません。
3年半使用して網刃の目が変形しないというのは普通のシェイバーでは考えられません。ラムダッシュの刃は島根県で生産された「安来鋼」と呼ばれる強靭なステンレス鋼を滋賀県にある彦根工場のみで加工しています。国内生産にこだわり抜いたラムダッシュの刃は伊達では無いようです。
内刃も鍛造刃(たんぞうば)という摩耗に非常に強いステンレスを鍛え抜いた刃を使用。ナノレベルまで磨き込まれた刃は通称『ナノエッジ』と呼ばれ鋭角30度の刃は硬いヒゲもスッパリと切ることができます。
さすがに3年半、使い古した刃は指で触れても引っかかりが少なく丸みを帯びてきていることが伺えます。
こちらは新品の内刃。指で刃の部分を軽く撫でてみると指紋の溝に引っかかりを感じるられます。指で触れて判るくらいですから、替刃を交換したあとの剃り味も期待が持てそうです。
3年経過しても快適な剃り味を提供してくれるラムダッシュ
数年使用したシェイバーの剃り味はどの程度まで復活するのでしょうか?いざ試し剃りをしてみました。
替刃を交換して実際にヒゲを剃ってみた感想は『新品か?コレ』と思うほど快適な剃り味に戻っていて正直、驚きです。
使い倒したシェイバーの使用時間も10分から6分程度になり朝の準備も楽になりました。
バッテリーやモータの劣化を心配していたので、ここまで切れ味が復活するとは思っていませんでした。これなら、まだまだ買い換えの必要はなさそうです。
ラムダッシュを使っていて『最近、切れ味に落ちてきたな』と感じたら、それは刃の劣化かもしれません。
まずは替刃を交換してみて様子を見ることをお勧めします。
現状、最高に切れる電気シェイバーはleonの中では『ラムダッシュ』の一択です。シェイバーの買い換えを考えている方はお勧めですよ。
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