機内に持ち込めるサイズのRIMOWAのスーツケースが欲しい!!
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。私は以前から小旅行用に使える機内に持ち込めるような小さなサイズのRIMOWAのスーツケースが欲しいと思っていました。でも使う機会が無かったので、ずっと保留にしていたのですが、先日、2泊3日の出張に行く用事があり、それに合わせて遂に購入してしまいました。
普段のちょっとした旅行ではアニアリの2wayバッグを片手に出かけてしまうのですが、今回は仕事で使う機材も持っていくので、このバッグだけではとても入りそうにありません。
かと言って以前に海外旅行用に購入したBEARMASのアルミスーツケースは容量が80リットルもあり、2泊3日分の着替えと機材を含めても明らかに大き過ぎ….
そこで思い立たのが昔から欲しかった機内持ち込みもできるRIMOWA のスーツケースです。
このサイズのスーツケースは何かのキッカケが無ければ購入しなかったと思うので、今回、出張に使う事を購入の正当な理由だと自分に言い聞かせ、勢いで買っちゃいました。
実は”購入するモデルは決めていた”のですが、せっかくなので他のモデルも検討に入れて、改めて機内持ち込みできるRIMOWAのスーツケース 12モデルを徹底比較して自分に合ったモデルを決めたいと思います。
ドイツ生まれのスーツケース メーカー RIMOWAとは
その前にRIMOWA(リモワ)について、ご紹介させて頂きます。RIMOWA(リモワ)はドイツのケルンに本社を置く創業から120年以上の歴史を持つ世界的にも有名なスーツケースメーカーです。元々は創業者のポール・モルシェックの名前から「Paul Morsceck & Co.」というブランド名でした。
当時のスーツケースは木製の素材を使ったモノが多かったのですが、Paul Morsceck & Co.は牛革を素材するなどして富裕層の人たちの間で人気を博します。2代目のリチャード・モルシェックの代になるとRIchard MOrscheck WArenzeuchenの頭文字から現在のブランド名であるRIMOWA(リモワ)となりました。
リチャードは当時、航空機の素材として使われていた軽量で強度に優れるジェラルミン(アルミニウム合金のひとつで、純アルミニウムに添加元素を加えて強化したもの)に着目します。ジェラルミンで製作されたスーツケースには、当時の飛行機に見られた表面に凹凸を付けたリブ構造も取り入れました。リブは骨組みの役割を果たしてくれるので、極限まで薄くしたジェラルミン板で軽量化を図りつつ、強度アップに成功しています。
3代目のディーター・モルシェックの代では1984年にABS樹脂素材を開発。さらに2000年には世界に先駆けてポリカーボネート素材のスーツケースも販売するようになりました。ポリカーボネート製のスーツケースはジェラルミン素材のスーツケースよりも比較的に安価で傷にもなりにくいことから大ヒットを収めます。個人的には、この大ヒットがキッカケで本当の意味で世界中の旅行者から愛されるブランドとなった感があります。
機内持ち込みできるRIMOWAのスーツケースのサイズとは?
今回、購入する際に決めていたのは機内持ち込みができるスーツケースを選ぶこと。そのためには機内持ち込みサイズの規定について知っておく必要があります。そこで、どのような規定があるか調べてみました。
すると航空業界で共通の規格というのは存在せず、航空会社や乗る飛行機の座席数・さらには座席のクラスによっても違う事があるらしい。判りやすく説明するために国内線の主な航空会社の機内持ち込みサイズを表にしてみました。
主な航空会社の機内持ち込みサイズ一覧(国内線)
航空会社 | 座席クラス | 座席数 | 機内持ち込み可能サイズ | 重量 |
ANA | ー | 100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg以内 |
普通席 | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 | |
プレミアム | ||||
ANAウイングス |
普通席 | 100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg以内 |
普通席 | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 |
10kg以内 | |
プレミアム | ||||
JAL | 普通席 | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 |
クラスJ | ||||
ファースト | ||||
AIR DO | ー | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 |
ソラシドエア | ー | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 |
スターフライヤー | ー | 100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 |
Peach | ー | ー | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg以内 |
バニラエア | ー | ー | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 7kg以内 |
ジェットスター | エコノミー | ー | 56 × 36 × 23 =115cm以内 | 7kg以内 |
FlexBiz | 10kg以内 | |||
J-AIR |
クラスJ | 100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg以内 |
普通席 | ||||
北海道エアシステム | ー | 100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg以内 |
琉球エアコミューター | ー | 100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg以内 |
とりあえず、国内線のみ一覧にしましたが、国際線もほぼ同じような規定となっています。機内持ち込みサイズの共通の規格が定められていないと言っても、こうして表を見てみると、一部の例外を除いては暗黙のルールで決まりはあるように感じます。
主な航空会社の機内持ち込みの条件としては飛行機の座席数が100席以上か未満で区切れます。
座席数 | 機内持ち込み可能サイズ | 重量 |
100席以上 | 55 × 40 × 25 =115cm以内 | 10kg |
100席未満 | 45 × 35 × 20 =100cm以内 | 10kg(一部、7kg) |
LCCや座席数100席未満の航空機では機内持ち込みサイズの3辺の合計が100cm以内になります。ですが、実際には3辺合計100cm以内のスーツケースって殆ど選択肢がありません。また、そこまでサイズを限定してしまうと荷物を持ち運ぶスーツケースとしての利便性も失われてしまいそう。
実際の所、今までに海外・国内の旅行で数十回は飛行機に乗っていますが、100席未満の飛行機には、まだ乗ったことがありません。今後も、そういった航空機に乗る機会は多くはないと考えました。
そこで、もし100席未満の飛行機に乗る時は、機内への持ち込みは諦めることにして縦・横・幅の3辺合計で115cmのスーツケースをターゲットに選ぶことにしました。
機内持ち込みできるRIMOWAのスーツケース どれを選ぶ!?
機内に持ち込めるサイズが判った所で、たくさん存在するRIMOWAのスーツケースの中から、どのモデルが良いか選んでいこうと思います。注意する点は縦・横・幅の3辺の合計が115cm以内、もしくは、それに近い数値であることを基準としました。
選ぶと言っても、既に写真でネタバレしてしまっているのですが、選ぶ際に例によって悩んだので、購入を考えている方の参考の為にも、ご紹介していきます(^^)
注意
『ORIGINAL Cabin』 時代を超えて愛されてきた象徴的存在(旧トパーズ)
製品情報
重量 | 4.3kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 5.7kg |
容量 | 35L |
材質 | ジェラルミン(アルミニウム) |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 40 × 23 =118cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥ 145,200 |
RIMOWAといえばORIGINAL(オリジナル)と言うほどの定番モデル(旧トパーズ)。ボディには高品質な陽極酸化加工が施され、耐久性の強化が図られています。ファスナータイプと違いフレームとゴムパッキンでカッチリと閉じるので雨等で中の荷物が濡れにくい利点があります。
ケース内の左右にはフレックス ディバイダー(板状の仕切り)を装備。※写真はClassic Cabin S
テレスコープハンドルは無段階調整できるので老若男女 身長を選ばないのも嬉しい点です。サイズ的に機内持ち込みサイズを少し(3cm)だけオーバーしている事と、本体重量が重い為、収納できる荷物の重量が5.7kgまで制限される点はマイナスポイント。
カラーリングは素材がアルミニウムながらチタン・ブラック・シルバー・スカーレット(レッド)・マリン(ブルー)の5種から選択可能。
『ORIGINAL Cabin S』ORIGINAL Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 4.2kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 5.8kg |
容量 | 31L |
材質 | ジェラルミン(アルミニウム) |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 40 × 20 =115cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 139,700 |
ORIJINAL Cabinの機能・素材・デザインを、そのままに小型化したCabin S。Cabinに比べ容量が4Lダウンしていますが、殆どの航空会社の機内持ち込みサイズには適合しています。チェックインカウンターでサイズオーバーで止められたり、追加料金を払いたくないなら、このCabin Sがオススメかも。
カラーリングはチタニウム・ブラック・シルバーの3種類。
『CLASSIC Cabin』優れた機能とラグジュアリーさを兼ね備えたモデル
製品情報
重量 | 4.3kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 5.7kg |
容量 | 36L |
材質 | ジェラルミン(アルミニウム) |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | 2段階 |
サイズ | 55 × 40 × 23 =118cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥ 150,700 |
ORIGINAL(旧トパーズ)同様、アルミ素材が使用されていますが、コーナー部分のアルミが鏡面に仕上げられていたり、ハンドル部分に本革が使用されていてラグジュアリー感の高い装いになっています。
またコーナー部分がORIJINALより角張っている為か、外形サイズが118cmと同じなのに容量が1Lほど多い。テレスコープハンドルの調整が2段階な点はマイナスポイント。
カラーリングは以前はシルバーだけでしたが、現在はブラックも発売されています。ブラックカラーはコーナーやリモワのエンブレムがつや消しブラックとなっています。シルバーはRIMOWAのキャビンシリーズの中でも人気の高いモデル。
『CLASSIC Cabin S』CLASSIC Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 4.2kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 5.8kg |
容量 | 33L |
材質 | ジェラルミン(アルミニウム) |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | 2段階 |
サイズ | 55 × 40 × 20 =115cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 146,300 |
CLASSIC Cabinの機能・素材・デザインをそのままに小型化したCabin S。Cabinに比べ容量が3Lダウンしていますが、殆どの航空会社の機内持ち込みサイズには適合しています。3辺のサイズが同等のORIJINAL Cabin Sよりも容量が2L多く定価が¥4,400安い。ラグジュアリー感も高いので、かなりオススメのモデル。というかネタバレすると私はコレを購入しました(^^)
カラーリングはシルバーの1種のみ。※CLASSIC Cabinはブラックカラーが追加されましたが、Cabin Sは現在もシルバーのみです。
『HYBRID Cabin』ポリカーボネートとアルミ素材を組み合わせたモデル
製品情報
重量 | 3.8kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.2kg |
容量 | 37L |
材質 | ポリカーボネート+アルミニウム |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 40 × 23 =118cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥ 114,400 |
ポリカーボネートとアルミ・マグネシウム合金の2種類の素材を採用したHYBRID Cabin。本体部分に傷や凹みが気になりにくいポリカーボネートを素材に使用し、コーナーやフレーム部はアルミニウムを使用。その為、開閉部分はファスナーではなく、ゴムパッキンの付いたフレームタイプになります。
不意な雨でも中の荷物が濡れにくく、傷や凹みを気にせずガシガシ使いたい方にオススメなスーツケース。
フレームタイプでありながら本体が軽量な為、収納できる荷物の重量が6Kgを超えてるというのは大きなメリットではないでしょうか。
サイズ的に機内持ち込みサイズを少し(3cm)だけオーバーしているのだけが唯一の欠点。
カラーリングはマット仕上げのブラック・ブルーと光沢感のあるホワイトの3種類。
『HYBRID Cabin S』HYBRID Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 3.7kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.3kg |
容量 | 32L |
材質 | ポリカーボネート+アルミニウム |
タイプ | フレームタイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 40 × 20 =115cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 110,000 |
HYBRID Cabinの機能・素材・デザインをそのままに小型化した HYBRID Cabin S。HYBRID Cabinと比較すると容量が5Lダウンするのは痛いですが、殆どの航空会社の機内持ち込みサイズには適合しています。
空港で呼び止められたり、追加料金を払う心配無く済ませたい方は、こちらのモデルがオススメ。
カラーリングはマット仕上げのブラック・ブルーと光沢感のあるホワイトの3種類。
『ESSENTIAL Cabin』丈夫で耐久性に優れた軽量モデル
製品情報
重量 | 3.2kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.8kg |
容量 | 36L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 39 × 23 =117cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥94,600 |
衝撃等で凹んだり傷が入りにくい特徴を持つポリカーボネート素材のESSENTIAL Cabin 36L(エッセンシャル キャビン)。本体重量が3.2kgと軽量で収納できる荷物の重量も、その分、増やせるのが魅力的。でも、サイズが機内持ち込み標準サイズより2cm大きいのが、ちょっと気になります。
カラーリングは光沢仕上げのBambooグリーン・Mangoオレンジ・グロスブラック・サフランイエロー・ストレートグレー・グロスレッド・グロスブルー・グロスホワイト・グロスグリーンとつや消しのマットブラック・マットブルーの11種類。
『ESSENTIAL Cabin S』ESSENTIAL Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 3.1kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.9kg |
容量 | 34L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 39 × 20 =114cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 92,400 |
ESSENTIAL Cabinの機能・素材・デザインをそのままに小型化したCabin S。Cabinに比べ容量が2Lダウンしていますが、その代わり殆どの航空会社の機内持ち込みサイズには適合します。他のCabin Sシリーズと違い、機内持ち込みサイズの最大値が1cm程小さいのが、ちょっと疑問。どうせなら名一杯まで使って欲しかった。
素材がポリカーボネートの為、軽量でアルミ素材のキャビンSよりも1.1kg分余計に荷物が収納できる事と求めやすい価格帯になっているのが嬉しい。
カラーリングはつや消しのマットブラック・マットブルーと光沢仕上げのグロスレッド・グロスブルー・グロスホワイト・グロスグリーンの6種類。
『ESSENTIAL SLEEVE Cabin』外側にノートPCを収納するポケットが付いたモデル
製品情報
重量 | 3.6kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.4kg |
容量 | 37L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 39.5 × 23 =117.5cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥ 107,800 |
ポリカーボネート製のESSENTIALシリーズの中で変わり種なのが、このESSENTIAL SLEEVE Cabin。スーツケースから荷物を出し入れする際は貝のようにパッカリと開く必要があり不便。でも、SLEEVEシリーズは外側にノートPCを入れられるくらいの収納ポケットが付属されています。
ポリカーボネートのスーツケースとしては本体重量が、やや重いものの容量は37Lと大容量。他のCabinシリーズ同様、機内持ち込みサイズを2.5cmオーバーしています。
PCや書類等、出し入れの多い方には、このシリーズがオススメです。
カラーリグはマットブルー・マットブラックの2種類。
『ESSENTIAL SLEEVE Cabin S』ESSENTIAL SLEEVE Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 3.5kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 6.5kg |
容量 | 33L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | フレックス ディバイダー |
テレスコープハンドル | フレキシブル(無段階) |
サイズ | 55 × 39.5 × 20 =114.5cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 102,300 |
ESSENTIAL SLEEVE Cabinの機能・素材・デザインをそのままに小型化したCabin S。Cabinに比べ容量が4Lダウンしていますが、その代わり殆どの航空会社の機内持ち込みサイズには適合します。
機内持ち込み時にサイズを気にすること無く荷物もPCも持ち運びたいという方にオススメのモデル。
カラーリグはマットブルー・マットブラックの2種類。
『ESSENTIAL LITE Cabin』ESSENTIAL Cabinよりも30%の軽量化を実現したモデル
製品情報
重量 | 2.2kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 7.8kg |
容量 | 37L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | メッシュ ディバイダー |
テレスコープハンドル | T字ハンドル(3段階) |
サイズ | 55 × 37 × 23 =115cm |
宿泊目安 | 2〜3泊 |
定価 | ¥ 70,400 |
ポリカーボネート製で軽量なESSENTIAL Cabinを更に30%も軽量化したESSENTIAL LITE Cabin。重量差はマイナス1kgで収納できる荷物重量は最も大きい7.8kg・容積が37Lと超大容量。それでいてスーツケースの強度は、ほぼ変わらないというから驚きです。
この大容量の秘密はテレスコープハンドルにあります。他のCabin・Cabin Sシリーズはコの字のテレスコープハンドルが装備されていますが、この場合、スーツケースの内側が上記の画像のように2本のバーがせり出してしまい、収納容量が少なくなってしまいます。それに比べESSENTIAL LITEはT字バーなのでバーの本数は1本で済みます。
また、他のスーツケースに付属されるフレックスディバイダー(板をベルトで固定するタイプ)ではなく、メッシュディバイダーを採用。
ハンドルを簡素化し、板型のディバイダーを使わないことで大幅な軽量化と大容量化を成功させたのだと思われます。この簡素化は価格面にも反映されており、同シリーズの中でも一番、求めやすくなっています。
またCabinタイプで機内持ち込みサイズに適合(3辺合計115cm)を満たしているのは、このESSENTIAL LITE Cabinだけです。『重い荷物をできるだけ多く収納したい』『コストを安く抑えたい』という方にオススメなモデルと言えるでしょう。
カラーリングはグロスブラック・グロスブルー・グロスグリーンの3種類。
『ESSENTIAL LITE Cabin S』ESSENTIAL LITE Cabinをさらに小型化
製品情報
重量 | 2.1kg |
収納できる荷物の重量(10kgー本体重量) | 7.9kg |
容量 | 31L |
材質 | ポリカーボネート |
タイプ | ファスナータイプ |
ディバイダー | メッシュ ディバイダー |
テレスコープハンドル | T字ハンドル(3段階) |
サイズ | 55 × 37 × 20 =112cm |
宿泊目安 | 1〜2泊 |
定価 | ¥ 68,200 |
ESSENTIAL LITE Cabinの機能・素材・デザインをそのままに小型化したCabin S。Cabinタイプが既に航空会社の機内持ち込みサイズ(3辺合計115cm)には適合していること、価格差が¥2,200しかないことを考えると、個人的にはCabin Sタイプを購入する必要な無いと思います。
ESSENTIAL LITE を選ぶならCabinタイプ一択です。
カラーリングはグロスブラック・グロスブルー・グロスグリーンの3種類。
CABIN(キャビン)と CABIN Sのどちらを選ぶ?
RIMOWAのスーツケースで機内持ち込みできそうなサイズは主にCabinとCabin Sシリーズの2択になります。しかし、Cabinシリーズに関してはESSENTIAL LITE Cabinを除き、全てのモデルが機内持ち込みサイズを数センチだけオーバーしてしまっています。
『これをどう考えるか?』 が問題です。
他の方のブログやTwitter等を調べてみてもCabinシリーズを使っていて空港で止められたり、追加料金を払ったという話はあまり聞きません。また、RIMOWAのCabin・Cabin Sシリーズの販売サイトのトップセラーの上位はCabinシリーズが占めています。この2点を踏まえると数センチ程度、サイズ オーバーしているCabinシリーズを使っても、まず問題は無さそうだと考えられます。
ただし、運悪くサイズ オーバーを指摘された場合は文句のつけようもありません。また海外に行った時に外国語で指摘を受けて会話に困るなんて可能性も考えられます。最終的に私は安全策を取り、Cabin Sシリーズから選ぶことにしました。
私が選んだのはCLASSIC Cabin S
次に考えるのは『どのモデルを選ぶか?』です。価格的にも求めやすく、衝撃が加わっても凹みやキズが付きにくいポリカーボネートタイプは、アルミ素材のスーツケースよりも軽量で収納容量・収納重量の面でも有利なので、とても魅力的です。
また、ESSENTIAL SLEEVEなどはスーツケースを開くこと無くノートPCの出し入れができるので、めちゃくちゃ便利。
利便性と価格等を踏まえて考えると普通ならESSENTIAL SLEEVE Cabin Sを選ぶところですが、結果的に私は、このモデルを選択しませんでした。
元々、私が数あるスーツケースメーカーの中からRIMOWAのスーツケースを欲しいと思った理由。それは無機質で味気ないアルミニウム素材で製作されたスーツケースが芸術品と言っても良い程に洗練されたデザインで仕上げられている事に魅了されたから。
軽量化をする為に極限まで薄くしたアルミニウム板を使い、リブ構造を採用することで剛性を保ち製品化を成し得たRIMOWAのアルミニウム製のスーツケースは機能性と美術的な美しさを備えた工芸品と言っても過言ではありません。
冒頭でもお話していましたが、元々、欲しいと思うモデルは決まっていました。そして、計12モデルを調べ、吟味した後も、その気持が変わることはありませんでした。私が最終的に選んだのはCLASSIC Cabin Sです。
同じアルミ製なら定番のORIJINALという選択肢もありましたが、クラシカルな雰囲気で細部まで妥協を一切、感じさせない点でCLASSICの方が、私には合っているように感じました。
デザインだけで決めたと言えば、それまでですが、どうせ購入するなら自分の気持に正直に、長く愛着を持って使いたいと思えるモノを選びたいと考えました。納得をして購入したモノこそ長く、大切に使えるモノだということを私は知っています。
ただし、これは私の考えであって、今回、紹介したRIMOWAのスーツケースは、どれも一長一短ありますが、ハマれば、あなたの良き相棒になってくれるはずです。とことん吟味して、あなただけの相棒を見つけてみてはいかがでしょうか(^^)
次の記事はリモワ CLASSIC Cabin S(クラシックキャビン)について徹底レビューします
[0228] 機内に持ち込めるスーツケース リモワ CLASSIC Cabin(クラシックキャビン) S 33Lを徹底レビュー!!
持ち手ハンドルが革、留め具の細いとこがちょっとカッコ悪く思えて・・
うーんさん。はじめまして。
どのスーツケースも部分的に気になる点が必ず存在するので悩みますよね。
実は私もCLASSIC Cabinのロック機構が気に入らなかったんです。
でも、他のスーツケースよりも角張ったデザイン・鏡面加工されたコーナーガード等、総合的なデザインでCLASSIC Cabinを選びました。
うーんさんも良い点・悪い点を総合的に見てご自分にあったスーツケースを見つけてみてはいかがでしょうか(^^)