MR2復活までの軌跡を一気読みしたい方はこちら
8年間、放置されたMR2のエンジンをかけてみる
みなさん、こんにちは。leonです。前回までは私がMR2を復活させたくなったキッカケや車両の特徴などを軽く紹介させていただきました。
これから復活に向けての第1歩を踏み出していきます。
私は車に関しての知識や技術はあまり無いので最終的にはプロの手を借りることにりますが出来る部分は自分でもやっていきたいと考えています。
MR2は年齢的には旧車と呼ばれてもおかしくない車なので部品が入手できなかったり、あまりに修理費がかかると判断された場合は企画終了となるかもしれませんのでご了承下さいペコリ(o_ _)o))
今回は前々回の記事で紹介した激安 バッテリーATLASBX(アトラス)を使って8年間も放置してしまったMR2のエンジンをかけてみます。
長期間、車を放置するとガソリンが腐ってしまうとかエンジンオイルが固着してしまうという話を聞きますが実際のところはどうなのでしょうか?
調べてみるとガソリンは高い品質管理のもと精製されているので腐るという概念はありません。しかし酸化して劣化してしまったりガソリンに含まれる少量の水分がタンク内で水滴となり錆びさせてしまうことはあるようです。
状態を確認しようにも素人には既に入れてしまったガソリンの状態やガソリンタンク内の様子は伺えませんので、今回はその点に関しては飛ばして次に行くことにします。
エンジンオイルの確認をしてみる
タンク内に入ったガソリンを見ることはできませんが、逆にエンジンオイルの確認は簡単です。エンジンルーム内に設置されているオイルゲージを見ればオイルの量や粘土をチェックすることができます。
ちなみに上の画像の黄色の取っ手を引き抜くことでゲージを確認できます。まあ、オイルがどこまでエンジン内を循環しているかまでは判らないですが、ある程度の目安にはなるでしょう。
【オイルゲージの見方】
- エンジンからゲージを引き抜きゲージに付着したオイルを拭き取ります。
- ゲージをエンジンに戻しもう一度、抜きます。
- ゲージに付着したオイルの量を確認します。ゲージのL(low)と書かれた表記からF(full)と書かれた表記までの間にオイルが付着していればオイル量は問題ありません。
- オイルを指に取り汚れ具合や粘度を調べます。
8年ぶりにオイルの確認をしましたが、意外にもオイル量は多くも少なくもなく丁度いい程度に入っています。粘度についても少しサラッとした感じはありますが色はキレイで汚れているようにも見えません。
現状、オイルに関しては問題はなさそうです。とはいえオイルの能力は当然低下しているので早急に交換は必要だと思われます。とりあえず、このままエンジンをかけてみることにしました。
8年ぶりのエンジン始動…エンジンはかかるか!?
はたして8年もの間、放置してしまったエンジンはかかるのでしょうか?緊張しながらエンジンキーを回してみると『クシュン クシュン』という音を立てたあと、辺りはシーンと静まり返りました。
「やっぱりエンジンはかからないか…そりゃそうだよね」と思いながら、もう一度エンジンキーを回してみます。すると『クシュン クシュン…ブオーン』という音をたててエンジンが始動しました。
これにはleonもビックリしました。長年、放置してきたMR2のエンジンがまさか、かかるとは思っていませんでしたのでΣ(*゚д゚ノ)
エンジンからは特に異音などは聞こえてきません。しかし異常が無いと思った瞬間にエンジン警告灯とPSランプが点灯しました。警告灯が点灯するということはエンジンがかかっても何処かに悪い部分があるということです。
やはり異常が無いなんて都合の良い話はありません。なにせ8年放置してしまったのですから。
電気系統の確認をしてみる
せっかくエンジンがかかったので、電源系統やモータ部のチェックをしてみました。
- 車幅灯、ウインカーを点灯 → 異常なし
- ヘッドライト点灯 → 異常なし
- テールランプ点灯 → 異常なし
- エアコンから冷風が出るか → 異常なし
- ルームランプの点灯 → 異常なし
- ドアの内側のランプ → 異常なし
- 左右ドアの窓の開閉 → 異常なし
- 集中ドアロック動作の確認 → 異常なし
- ステレオの確認 → 異常なし
- アンテナ昇降確認 → 異常なし
- ブレーキランプの確認 → 異常なし
- トランクルームランプの確認 → 異常なし
エンジンはかかる!! MR2復活の期待はできるのでは!?
警告灯が点灯しますがエンジンをかけることができ電気類やモータ部、エアコンなどの正常性を確認できたことは収穫でした。
修理をするにしても車を動かせないのと動かせられるのでは大違いです。
車検が切れていて公道を走ることはできませんがディーラーや工場に修理に出す際に仮ナンバーを取得して車を運転して持っていけるのとレッカーを呼んで運んでもらうのでは金額的にも手間的にも雲泥の差があるからです。
次は足回りのチェックをしたいところですが、その前にタイヤの交換が必要そうです。
現在、MR2は庭の端っこに駐車しているため狭くてジャッキアップができないません。少し 移動させれば良いのですが長期間、放置しすぎてタイヤが硬化しヒビ割れてしまい4輪全てがパンクしています。 次回はタイヤを購入して取り付けてみようと思います。
MR2復活のお値段はおいくら?
最後にMR2が復活するまでに一体全体、いくらかかるか明記していこうと思います。
合計金額 ¥6,750
品名 | 品番 | 数量 | 金額 |
ATLASBX バッテリー | 75D23L | 1 | ¥6,750 |
次の記事は車両を移動させる為に激安タイヤを探します
【参考記事】[0129] MR2復活計画 『その6』劣化でパンクしたタイヤ交換 安さで選ぶなら量販店と通販 どちらがお得⁈
新シリーズMR2補完計画はこちらでご紹介!!
【MR2復活計画の後日談】新シリーズ!!MR2補完計画
初めまして。私もつい最近MR2,復活させました。S660やらマツダの新型ロードスターやらが話題になっている中でウチの駐車場にもそんなクルマ、あるじゃんということで・・・。ウチのは8年まではいっていないと思いますが、でも7年くらいかな?たまに(数ヶ月に1度くらい?)エンジンをかけたりはしていたので完全なる放置ではありませんでしたが・・・。特別な故障もなく(オルタネータが突然死したくらい)、油脂類の交換、タイヤ全交換、オルタネータ交換その他通常の車検整備に毛が生えた程度のメンテナンスでしたが合計すると30万強はいってしまいましたね。まあ、新車を買うことを思えばその程度で済んでよかったと思うことにしてます。
でも、やっぱりまた乗り始めたら超楽しいですよ。このまま駐車場のスミで腐らせなくて良かったと思ってます。
では、今後の展開、期待しております。
Koichi00様 はじめまして。
コメントありがとうございます。MR2は本当に良い車ですよね。
7年の間放置していてタイヤとオルタネーター交換とオイル類の交換だけで走り出せるってMR2て意外に頑丈な車なんですね(^ ^)
私のMR2は完全なる放置だったので復活するか怪しいのですが少しずつメンテナンスして記事にしていきたいと思っています。
楽しみにしてくださいね。