まるで純正品!? Appleと親和性の高いSatechiの製品
みなさん。こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。みなさんはSatechiというメーカーをご存知でしょうか? Appleと非常に親和性の高い製品を販売しているのでブランドなので、もしかしたら製品を見た事や聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
実は今回の記事を書くまで私も知らなかったのですが、Satechiの製品を以前に店頭で見たことがありました。その時はiPhoneのディスプレイ用のスタンドとして使われていて「オシャレなスタンドだな」と思ったのを記憶しています。
でもiPhoneを見る時って大抵は本体にばかり目がいってるのでスタンドのことは二の次になり忘れていましたが、今回ずっと謎に包まれたスタンドのメーカーが判りました(^^)
最近のApple製品はカラーリングのバリエーションも豊富になってきています。それに合わせるようにSatechiさんも同色の周辺機器をを販売しています。
同色で素材もアルミニウムを採用しているため、まるでApple純正品のようで一緒に使っていても全く違和感を感じさせないところが最大の特徴といえます。
今回、そのSatechiさんからアルミ製ワイヤレスヘッドホンをご提供いただけたので製品レビューをしていきたいと思います。
Satechi アルミニウム ワイヤレスヘッドホン製品仕様
まずは製品仕様ですが、こちらのヘッドホンは2通りの音声接続を選ぶことができるようになっています。
ST-AHP 仕様
- サイズ:17 x 16.5 x 6.4 cm
- 重さ:170g
- 音声接続1:3.5 mmジャック/ケーブル長 1.3m
- 音声接続2:ワイヤレス/Bluetooth
- 充電接続:Micro USB/ケーブル長 1.0m
1つは音声ケーブルによる接続。そして2つ目はBluetoothによるワイヤレス接続です。無線LAN機器やWiFi、他のBluetooth機器(マウスやキーボード)などは2.4GHz帯の電波を使用している事が多く環境によっては音が途切れるケースも想定されます。
普段はワイヤレスで接続して、音が途切れるような場合はケーブル接続をすることも可能です。ケースバイケースで接続方法を選択できる余地があるのは非常にうれしいところです。
昨今ではBDレコーダでさえ間に合わせの低品質なケーブルが同梱されていることが多いですが、こちらのヘッドホンの音声ケーブル端子は金メッキ加工がされています。
Wirelessのバッテリ充電にはMicro USBケーブルを使用しますが、こちらのケーブルもちゃんと同梱されてきます。必要な部材は全て添付されているので購入したその日から不自由なく使い始めることができます。
Satechiワイヤレスヘッドホンの外観をチェック
Apple製品同様、主な部分は上質なアルミを使用しているので非常にスタイリッシュな仕上がり。カラーバリエーションは『シルバー』・『スペースグレイ』・『ゴールド』・『ローズゴールド』の設定があり、自分のMacBookやiPhoneと色を合わせることが可能です。
ヘッドバンドはフェイクレザーを使用していますが、手触りがしっとりとした感触で触れていて心地ち良い。
イヤーパッドもヘッドバンド同様のフェイクレザーが使われています。レザー表面の肌触りだけではなくクッショッン性も悪くはありません。
実際に耳に当ててみるとヘッドバンドのテンションが強いですが、イヤーパッドのクッションのおかげで緩和されているように感じました。
スライダー長は一番長い状態と短い状態で3cmの差があります。少し広めに取った方がテンションが緩くなり耳への側圧が軽減されるので、使ってみて窮屈に思う方は試してみるのも良いかもしれません。
Satechiワイヤレスヘッドホンの操作方法(有線接続)
有線接続の場合はヘッドホン側のボタン操作は全て無効になり音声ケーブルにある1つのボタンでのみ操作が可能。複数の機能をボタンのクリック回数で切り替える仕組みになっています。操作方法は下記。
- 1クリック=Pray(再生)/Pause(一時停止)
- 2クリック=Next track(次の曲へ)
- 3クリック=Prev track(前の曲へ戻る)
ボリューム調整や早送り・巻き戻しの操作はiPhoneなどのプレイヤー側で行うようになっています。音声ケーブル側のボタンでできる操作は必要最低限でボリューム調整ができない点が惜しいと思いました。
スイッチの裏側にはマイク穴が付いていて通話も可能です。ちなみに着信の際に音声ケーブルのボタンを1クリックで通話できるようになります。
Satechiワイヤレスヘッドホンの操作方法(Bluetoothワイヤレス接続)
ヘッドホンの左側には『Bluetooth』『+』『−』スイッチが並んでいます。Bluetoothでのワイヤレス接続の場合は、この3つのスイッチで操作できるようになっています。
これによりできることがグッと広がりますが、やはり少ないスイッチに複数の機能をもたせていますので下記へまとめます。
【Bluetooth】ペアリング・電源のON/OFF
※3秒長押しで電源のON/OFFができる ※電源OFF時に6秒長押しでペアリングモードに入る
【+】単押し=Next track(次の曲へ) ・長押し=音量UP 【−】単押し=Prev track(前の曲へ) ・長押し=音量DOWN
ボタンの機能を説明したついでにワイヤレス(Bluetooth)接続方法についても書いておきます。
①電源OFF時に『Bluetoothボタン』を6秒長押し
②ランプが赤と青の交互点滅を始める
③MacBookやスマホのBluetoothの設定画面で「ST-AHP」を選択
④ペアリング終了 ※次回からは電源ONで自動てBluetoothへ接続できるようになります。
ちなみにワイヤレス接続時はマイクロUSBインターフェースの下側にある穴がマイクになっていて通話ができるようになっています。
バッテリーの充電時間と使用時間は?
バッテリーの充電時間やWireless使用時の持ちも気になるのでちょっとテストしてみました。まずはヘッドホンをMacBook ProへMicro USBで接続して充電してみます。
ケーブルを接続すると赤いランプが点灯しました。ランプが赤く点灯している間はバッテリー充電中ということらしい。
1時間ほどするとランプが赤から青へ変わりました。もしかしたらMacBook Proではなく、コンセントへ直接、接続した場合はもっと早く充電できるかもしれません。
その後、さらに1時間ほど待ってみましたが、青ランプが消灯することはありません。おそらく青ランプ点灯が充電完了の合図と思われます。
※添付のガイドには、ここら辺についての記載はありませんでした。
バッテリーの駆動時間は製品説明では16時間〜18時間となっているので試しに再生しっぱなしにしてみたら、夜の8時にしかけて次の日の昼過ぎまで稼働していました。新品時のバッテリー稼働時間は製品説明通りと言えそうです。
オーディオ-テクニカ-ATH-W100と音質を比較
オシャレで有線でもワイヤレスでも使える万能なSatechiのヘッドホンST-AHPの音質はどうなのか、以前から持っているオーディオ-テクニカ-ATH-W100と比較してみました。
上の画像を見てもらうと大きさは段違いなのが判ります。当然、ドライバベースやハウジングの大きさが違えば音質にも影響してきます。金額も用途も違うので比較の対象にはなりませんが、他にヘッドホンを持っていないのでとりあえずという事で聴き比べてみました。
オーディオテクニカのATH-W100は中高音域の伸びと音場の広がりが素晴らしいが、低音がやや弱い感じです。対してSatechiのST-AHPMは有線接続時は中高音域の伸びは中程度、しかし低音域は元気が良く私には少しうるさく聞こえました。
ワイヤレス接続になると中高音域は少し曇り気味になりますが低音では、それが逆に功を奏してきます。うるさく感じた低音域が、大人しくなり安心して聴けるようになりました。音質の好き嫌いはテストした音源や個人の好みもあるので音質の良し悪しについては、ご自分で試聴してみるのが一番だと思います。あくまで参考程度に考えていただければ幸いです。
オシャレも良いけど一押しの理由はコンパクトなサイズ
Satechi ST-AHPヘッドホンはApple製品との親和性の高さや上質なアルミ製ハウジング・音質(音質の世界は上を見たらキリがありません。)・操作性と至れり尽せり感があります。
でも一番の良さは手軽に持ち運べるコンパクトサイズだということではないでしょうか?
コンパクトサイズなのに、さらにハウジングが折りたためるようになっているので、上の画像のようにペッタンコにすることもできます。
ビジネスバックにスッポリと収まり通勤の電車やバス中でスッと取り出して高音質な音楽を楽しめるオシャレなワイヤレスヘッドホン。これがSatechiワイヤレスヘッドホンの一番のメリットだと思いました。興味を持たれた方は是非、試してみてはどうでしょうか。
※このヘッドホンはあまり音漏れしません。音漏れしない代わりに音楽を聴いていると外部の音も、あまり聞こえません。音楽を聴きながら路上を歩くのは危険だと感じましたので注意するようお願いいたします。
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