MR2復活計画の完了から1年 『補完計画』で再始動!!
みなさん!こんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。MR2の車検を再取得してから一年の刻が過ぎました。あれから、これといった故障箇所も無く元気に走らせることができています。 元々、街乗り・ドライブ仕様のセカンドカーとして復活させたのにファーストカーを喰う勢いで乗り回しています。
2016年5月に無事に復活を果たし『MR2復活計画』シリーズも幕を閉じました。でも復活したからといって古い車であることには変わりありません。
MR2は古い車両の為、現代の車では普通に装備されているモノが無いなど不便な点が多いのが玉にきずです。
今後は足りない点を補い、なるべく長く綺麗に保存し快適なドライブをしたいという思いを込めて、ゆるゆると新シリーズ『MR2補完計画』を書いていこうと考えておりますので、よろしくお願いします。
MR2の不便な点 カーナビが取り付けられていない!!
第一弾はナビゲーションのお話です。昨今の車では珍しくもないカーナビ。コレってめっちゃ便利ですよね。カーナビさえあれば迷うこと無く目的地に辿り着けちゃうんですから
MR2にも取り付けたいのですが問題点が、いくつかあるんです。
1つ目はカーナビの取り付け位置です。MR2は1989年に開発・販売された古い設計の車です。カーナビ(ステレオが入る場所)の取り付け位置は、かなり低い場所にあります。おそらく当時はカーナビを取り付ける事は想定されていなかったのでしょうから仕方がありませんが、仮に取り付けたとすると視認性が悪いことが予想されます。
2つ目の問題はカーナビを購入するのに結構な金額がかかることです。またオプションでVICSなどを付けると取付け作業も大変になりそうで悩ましい。
そうなってくると1番手っ取り早く済ませられるのがスマホアプリの『Googleマップ』を利用することです。経路案内を使えばカーナビのように行きたい場所へ案内してくれます。 iPhoneを固定するアダプターさえ購入すれば、すぐにでもナビゲーションシステムが利用できるようになる為、お手軽です。
手軽さの他にもGoogle マップを使用する利点として地図情報の更新の必要が無いこと、さらにネットを利用して渋滞情報をリアルタイムに確認することができるので利便性はカーナビよりも高いと思われます。
しかし、ここで新たな問題が浮上してきます。それはカーナビの代わりにiPhoneを使う場合、どう固定するか?ということです。運転の邪魔にならず、視認しやすい位置に置けるアダプタを探さなければいけません。
どうしようか迷っている時にSatechiさんからCDスロット取り付けタイプのホルダーをご提供してもらえるというお話を頂きました。
せっかくのお話だったのですが、あいにくMR2に取り付けているカーステレオはCDスロットが、むき出しになっていない為、取り付ける事ができません。
他にMR2の環境に合ったスマホアダプタが無いかSatechiさんの製品を確認してみるとiPhoneをマグネットで固定する『Magnet Mount』と『Magnet Vent Mount』という製品があることが判りました。
この2つならMR2に上手くマッチしてくれるかもしれないと思いSatechiさんにお願いしたところ快諾して頂けました。臨機応変な対応、本当にありがとうございます。
製品が届きましたので、実際に試していきたいと思います。
マグネット マウント & マグネット ベント マウントの添付品を紹介!!
まずは製品と添付品の紹介です。それぞれスマートホン側に取り付けるマグネットパッド( 円形と長方形の金属プレート2種)とベースマウント(マグネット本体 )というシンプルな構成となっています。
Magnet Mount(マグネットマウント)の細部を確認してみる
ではMagnet Mount(マグネット マウント)の細部を見ていきましょう。スマートホンが固定される面は傷付き防止と衝撃を吸収する為のゴムラバーが貼り付けられています。ラバー表面の『Satechi』の刻印が渋いですね。
マグネットのベース部分はアルミニウム製でiPhoneと同じカラーバリエーション『シルバー』『スペースグレイ』『ゴールド』『ローズゴールド』が存在します。
今回、leonはゴールドをセレクトしてみました。
こちらはマグネットマウントの裏面ですが3M社の両面シールが貼られています。両面シールでダッシュボード辺りの平な場所に固定して使うタイプになります。
Magnet Vent Mount(マグネット ベント マウント)の細部を確認してみる
次はMagnet Vent Mount(マグネット ベント マウント)を確認していきます。スマートホンをホールドする部分は全く変わりませんね。
違いは側面から見ると一目瞭然です。マウント グリップは、まるで鳥のクチバシのような形をしていて可愛いらしい感じ。このグリップのベント(切れ目)の部分をエアコンダクトのフィンへ挟み込んで固定する仕組みになっているようです。
マグネットパッド(金属プレート)をエアコンダクトのフィンに見立てて挟み込んでみました。取り付け状態をイメージして頂けるでしょうか?
Magnet Mount(マグネットマウント)だと両面シールを貼り付ける必要があり剥がした時に跡が残るかもしれませんが、こちらのベントタイプなら心配ありませんね。
マグネットパッド(金属プレート)の細部を確認
マグネットパッド(金属プレート)は円形タイプはと長方形のタイプの2種類になっています。円形タイプは裏側に両面シールが貼られているのに対し、何故か長方形タイプには両面シールが貼られていませんでした。
長方形タイプは2枚ともシールが貼られていないところをみると製品として付け忘れたという訳ではなさそうです。
iPhoneの背面に取り付けると、どんな感じか試しに置いてみました。こうして見るとマグネットパッドの方が少しゴールドの色が濃いですね。表面の質感も違うように感じます。
こちらは長方形タイプを試し置きした写真です。このタイプはプレートに両面テープが無い為、iPhone本体とプレートの間にちょっとしたゴミが入ってしまうと擦れて傷が付いてしまいそうで少し怖い。
両面テープを買ってきて貼っても良いのですが、剥がす時に糊でベタベタになりそうでなので、今回は以前、土屋鞄のマウスパッドの記事で紹介した星光産業のノンスリップマット『BKEE9』を間に挟んでプレートを固定することにしました。
iPhoneへの取り付けイメージは?
ホールド時はiPhone→マグネットパッド→ハードケース→マグネットマウントという形になります。leonの場合はハードケースにパワサポートのAIR JACKET(エアジャケット)を愛用しています。
AIR JACKETはiPhoneのデザインが最大限に活かせる透明なハードケースが最大の売りなのですが、マグネットパッドまで透けて見えてしまうので相性としては悪いかもしれません。
逆に不透明なハードケースを使っている方であれば、ここら辺は全く気にならないと思います。私も次回はハードケースの変更を考えようかな…
マグネットパッドとマグネットマウントの間にハードケースを挟むと磁力が弱まってしまうのではないか、少し心配だったので取り付ける前に試してみましたが、マグネットが強力なので全く問題無さそうでです。
Magnet Mount(マグネットマウント)を取り付けてみる
実際にMagnet MountをMR2に取り付けてみました。視認性の良さなら、もう少し上に取り付けたいところですが、そうするとエアコンダクトの角度調整ができなくなってしまいます。
苦肉の策で上記の場所へ取り付けてみました。この場所ならエアコンダクトの角度調整がギリギリできますが、少し不安定かも。
iPhoneをホールドするとこんな感じになります。意外にも両面テープはガッチリと張り付いている為、iPhoneをホールドさせても全く問題はありませんでした。3Mの両面シール恐るベし!!
貼り付け後、時間が経過するとどうなるかは、判りませんので経過観察したいと思います。
運転席からの視線だと、こんな感じになります。少し低いけど悪くない。いや悪くないというより、むしろ良い感じですね。エアコンダクトの角度調整を諦めれば、もう少し上に取り付ける事も可能なので、こちらに関しても使ってみて判断していこうと思います。
エアダクトのフィンの厚みを選ばない2種類のベント(切れ目)
お次はベントタイプを取り付けてみましょう。取り付ける前にベント(切れ目)について、一つ説明しておきます。車によってエアダクトの形は様々でフィンの厚みも薄いモノや厚いモノなどありますが、Satechiの製品は、そんな点にも配慮しています。
ベント(切れ目)は上から見ると十字に切りかけされているのですが縦方向と横方向で厚みの異なるベントを入れられています。
横方向のベントは狭くなっていて通常のダクトフィンは、こちらのベントを利用して差し込めば固定できます。MR2へ固定する時にも、こちらを使用しました。
そして縦方向のベントは広くとられています。ダクトフィンが厚い時は、こちらのベントを利用し差し込めば、問題無く固定出来るでしょう。
Magnet Vent Mount(マグネット ベント マウント)を取り付けてみる
ではMagnet Vent mount(マグネット ベント マウント)を取り付けてみます。ベントタイプはエアダクトのフィンに差し込み固定するのですが、これにはコツがいるんです。
上の画像の様な位置に差し込むと
マウントベースの重みでダクトが『オジギ』してしまうんです。この状態でiPhoneをホールドさせると当然、iPhoneも下を向いてしまい視認性が悪くなってしまいますよね。
『オジギ』をさせない為のコツとは?
マウントベースをエアダクトの下側の縁の部分に当るようにセットします。こうすればマウントベースが『オジギ』をする事はありません。
iPhoneをホールドさせてみました。『オジギ』すること無く綺麗に取り付けられてますよね。しかもベントタイプの方が数センチ高い位置に取り付けられるので、こちらの方が視認性も良い感じに。
ちなみにMR2のシガライターソケットはステレオの、すぐ右にあるのでiPhoneを充電しながらナビゲーションを使うことができます。
実際に、この状態でドライブしてみたのですが、めちゃくちゃ快適です。SatechiのMagnet Vent Mount(マグネット ベント マウント)があれば、今のところカーナビの必要性は感じられません。
エアジャケット越しに透けて見えるマグネットパッド(金属プレート)はiPhoneのデザイン性を損なっているように感じますが、この快適さと引き換えなら仕方がないかなと思いつつも。
いっそのことSatechiさんが『iPhoneのデザインを活かしたマグネットパッドを内蔵したケースを出してもらえれば最強なのでは?』と考えずにはいられません。
今年の後半に販売されると噂される iPhone 7Sもしくは iPhone8で、そんな素敵なハードケースがSatechiさんから発売されることを祈りたい!!
さてMR2の補完計画第1弾はいかがだったでしょうか?今後もMR2に補いたいパーツやメンテナンス等の記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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