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[0004] デロンギ エスプレッソマシンの使い方を詳しく説明します

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美味しいエスプレッソを飲む為にデロンギ エスプレッソマシン ECM300Jを購入

Front view of Delonghi espresso machine ECM300J

みなさんこんにちは。leon(@leon_sk4_22)です。前回はエスプレッソマシンと一緒に使うと便利なスターバックスのエスプレッソ アクセサリーキットについてご紹介させて頂きました。

今回は、それに合わせて購入したデロンギのエスプレッソマシン ECM300Jを使ってエスプレッソを抽出する方法について書いてみようと思います。

※この記事は2012年に書いた内容を2021年に大幅に書き加えたものです。

デロンギ エスプレッソマシン ECM300Jの特徴

Delonghi Espresso Machine ECM300J

その前にデロンギ  エスプレッソマシンの特徴について軽く説明させてもらいます。ECM300J-Eは15気圧(抽出時9 気圧)までの圧力のかけられるポンプ式が採用されています。抽出温度は90°Cで、圧力・温度ともにエスプレッソを抽出するのには最適な性能を持ったエスプレッソマシン。

本体部の素材はステンレスを採用して値段の割には高級感がありデザインはレトロ風で良い雰囲気を醸し出しています。

Filter holder for cafe pods and coffee powder
Photograph with filter holders side by side

フィルターホルダーはコーヒーポッド用とコーヒー豆用の2種類が標準で付属されていて、どちらにも対応している点が嬉しいところ。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Stainless Steel Cup Warmer Tray

マシンの天板に設置されているステンレストレイはカップウォーマになっています。置いておくだけでカップを温めておけて最適の温度でエスプレッソを楽しむことができるらしいですが、実際にはカップを温めるのに時間がかかるので私は使っていません。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Milk Frost

マシンの側面にはスチームノズルと二重構造のミルクフロスターが採用されてます。メーカーHPでは、きめ細かいフォームミルクが簡単に作れると書かれていますが、実際にはコツがいるようで毎回、きめ細かいフォームミルクを作るのは難しい。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Steam Nozzle

むしろミルクフロスターを外した状態のスチームノズルの方が、泡の粒が小さく、きめ細かいフォームミルクが作れるような気がします。まあ、ここら辺は、ある程度の練習が必要なのかもしれませんが、ともあれECM300Jはスプレッソやカフェラテを作るのための機能は一通り揃ったエスプレッソマシンと言えそうです。

操作パネルの説明

Delonghi espresso machine ECM300J operation panel and lamp

ボタンの意味

電源ボタン ボイラーの加熱が始まる
エスプレッソ抽出ボタン 給湯口から高圧力で熱湯が出る
エスプレッソ抽出ボタン+スチームノブ スチームノズルから熱湯が出る
スチームボタン+スチームノブ スチームノズルから蒸気が出る

ランプの意味

電源ランプ 電源が入ると赤点灯
OKランプ 熱湯/スチームが適温になると緑点灯
スチームランプ スチームボタンを押すと赤点灯

コーヒー豆を使ったエスプレッソの抽出方法

給水タンクに水を張る

Delonghi espresso machine ECM300J Fill the water tank with water

一通りの説明は済んだので実際にエスプレッソを抽出してみましょう。まずは下準備として給水タンクに水を張ります。

Delonghi espresso machine ECM300J water tank removal

水を入れる際は給水タンクの上蓋を開き黒いハンドルを持って上部へ引き上げれば

Delonghi espresso machine ECM300J water tank removal

簡単に外れます。簡単に着脱できるので給水だけでなくタンクを洗浄する時も楽チンです(^^)

ちなみに使用する水は軟水(硬度:90m g / L 以下)のミネラルウォーターや水道水が適しています。硬水を使用するとカルキ分が中で詰まり故障の原因になることもあるので注意が必要。

コーヒーフィルターを湯煎する

Delonghi espresso machine ECM300J Photo with a water bath saucer set

エスプレッソを抽出する前にフィルターをフィルタホルダーへセットしてコーヒー豆は入れずに空のままエスプレッソマシンへ取り付けます。上の写真の状態になったら『電源ボタン』を押してしばらく待ちます。

すると『OKランプ』が点灯するので『エスプレッソ抽出ボタン』を押してコーヒーフィルターを湯煎します。

こうすることでコーヒーフィルターは適温まで温められます。同時に給水タンクから給湯口までの配水ルートも温まる為、必ず事前準備として行うようにして下さい。

Delonghi espresso machine ECM300J Demitasse cup set photo

ちなみに使用するデミタスカップを湯煎に使えば、カップ自体も温められるので一石二鳥ですが、湯煎時に排出される湯量は、こんな小さなカップに入り切りません。

そのため、私は湯煎の合間にカップを温めるためだけに一度、湯通しするようにしています。

フィルターにコーヒー粉を入れてホルダーを給湯口へ取り付ける

Starbucks Espresso Accessory Kit and Filter Holder

湯煎が済んだら一度、フィルタホルダーとフィルターを取り外しコーヒー粉を入れてあげましょう。この時、フィルターはかなり熱くなっているので火傷をしないように注意してくださいね。

Photo of coffee powder being put into the filter with a measuring spoon

フィルターはシングル用とダブル用の2種類が付属品として付いてきますが、今回はダブル用を使用しました。

14g of coffee powder in a double filter

7グラム用のメジャースプーンで1杯半くらい入れてみました。

Delonghi espresso machine ECM300J Photo of pressing the filter against the tamper attached to the main body

本来であれば、ここでECM300J 本体に取り付けられたタンパーにフィルターを押し付けてタンピングするところですが、使いにくいので私は使っていません。

Tamping with REG BARBER tamper

このエスプレッソマシンに合わせてカナダのレッジバーバー社から輸入しておいたタンパーを使用してタンピングします。

Delonghi espresso filter after tamping

タンピングが完了しました。この時、フィルターの縁にコーヒー粉が付着していた場合は払い落しておきましょう。レッジバーバーのタンパーについては、また別途、紹介する予定なので、このまま先に進んでいきます。

Delonghi Espresso Machine ECM300 Filter Holder Set

フィルターをホルダーへセットして再度、給湯口へ取り付けます。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Demitasse Cup Set

この状態になったらデミタスカップを抽出口の下に置いて準備完了です。

エスプレッソを抽出する

Delonghi espresso machine ECM300J OK lamp lights green

準備が整ったらランプの状態を確認します。『OKランプ』が緑点灯していれば、熱湯/スチームが適温になっているということなので『エスプレッソ抽出ボタン』を押します。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Espresso Extracting

抽出ボタンを押してから数秒するとフィルターホルダーの抽出口からエスプレッソが抽出されてきます。最初は濃いエスプレッソが抽出されていますが、

Delonghi Espresso Machine ECM300J Espresso Extracting

次第に薄くなってきます。一般的に抽出時間の目安は20秒で抽出量が30ccになるように調整するのが美味しいエスプレッソを作るのにコツと言われています。

30ccm espresso poured into a demitasse cup

私の使っているスターバックスのデミタスカップで30ccというと大体、半分くらいまで注いだくらいが適切な抽出量になります。意外に少ないですよね。

Delonghi espresso machine ECM300J after espresso extraction

ちなみに適切な抽出量になったタイミングで『エスプレッソ抽出ボタン』を押しても、その後もポタポタとエスプレッソが流れ出てきてしまいます。止まるまで待ってしまうと上の写真のように40ccくらいまで抽出されてしまいます。

抽出を停止した後は、すぐにデミタスカップを引き抜いてしまいましょう。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Photo with cup holder and tray removed

抽出口からはエスプレッソ流れ落ちてくるのでトレイが汚れてしまいますが、トレイは取り外しが出来るようになっているので、汚れてしまっても簡単に洗うことができます。

Delonghi Espresso Machine ECM300J Photograph with saucer placed after extraction

私の場合は洗い物を少なく済ませたいので、タイミングを見計らって湯煎の時に使った受け皿用のカップと差し替えてトレイが汚れないようにしています(^^)

最後にニ杯の砂糖をいれて出来上り

Photo of adding sugar with a spoon to espresso poured into a demitasse cup

最後にスプーンでニ杯の砂糖を入れて出来上りです。『ちょっとしか無いエスプレッソに砂糖をニ杯も入れるなんて多すぎだよ』なんて思う方もいるかと思いますが、これが良いんです(^^)

エスプレッソ単体では、ただ苦いだけのコーヒーですが、砂糖を入れると甘味と苦味のコントラストで魔法がかかったように美味しくなるんです。

最初に甘味を感じた後にふわっとした苦味が追いかけてくる感覚を一度、体験してしまうと、これがまた病みつきになってしまうような常習性があってやめられなません。

エスプレッソマシンでお家カフェを楽しもう

Delonghi espresso machine ECM300J with cup set

常習性があるのに家ではなかなか淹れることのできないエスプレッソですが、家庭用のエスプレッソマシンがあれば、いつでも楽しむことができてしまいます。

またエスプレッソが作れるようになると、『エスプレッソ+ミルク』でカフェラテを、『エスプレッソ+フォームミルク』でカプチーノなんてアレンジレシピも可能になってきます。

コーヒー好きの方であれば、1台持っていても良いかもしれませんよ(^^)

現在は ECM300Jは廃盤になってしまっていますが、後継機のECO310が販売されています。こちらの機種はカラーバリエーションも豊富なのでお部屋のインテリア合わせることも可能です。

コロナ禍でお家時間を持て余している方や、エスプレッソに興味のある方は是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

アバター
leon
ECO310よりも今は少し上位機種のEC860Mが気になってます。





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